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「あいうえお作詩」の達人を目指そうと思った経緯。

1-はじめまして。

ナイスツーミーツー。ほし氏と申します。簡単な自己紹介をさせて頂くと、東北の片田舎に住んでいる、ただの無職です。ごめんなさい。とりあえず謝ります。

元々は介護士をしておりましたが、約一年前に仕事を辞めました。膨大な空き時間が、目の前にでーんと広がりまして、ふと「ブログでもやるか」と思いつきました。それで、はてなブログにて『口から出まかせ日記』という雑記ブログを立ち上げ、一年が経過したところです。

現時点での記事数は約180。購読していただいている読者数は290人です。正直、何の見通しも立てずに続けてきたブログですから、これだけの人に登録して頂き、多くの人がリピーターになってくださるというのは、ありがたい事です。


2-なぜnoteを始めようと思ったか。

さて、本題に入りますと、ブログはいたって順調でしたが、個人的には「noteも気になるなぁ」と思うようになりました。はてなブログでは、ブロガー同士の交流が盛んです。私も他のブロガーさんとの交流を楽しんでいますが、その中にはnoteでも記事を投稿している方がいました。

身近な人がやっているのを見ると、俄然やりたくなってくるのが私という人間です。ただし、「noteに何を投稿するのか」について、はっきりとしたイメージが思い浮かびませんでした。

ブログで書いている内容を洗練させて、noteにまとめようかとも思いましたが、ブログとnoteで内容が重複している場合、結局はどちらかの更新頻度が落ちるのではないかと。やるというのなら、なるべくブログもnoteもペースを落とさず両立したいものです。しかし、うまい案が思い浮かびません。「noteやりたいなー」と思いつつも手を出せないまま日が過ぎました。


3-「あいうえお作詩」との出会い。

そんなある日、私と交流があったブロガーさん同士の間で、「あいうえお作詩」というものが、ちょっとしたブームになりました。

ある方のブログ記事の中で、竹村転子さんのこちらの記事がリンクとして紹介されていました。この内容を参考に、「あいうえお作詩」に取り組まれる人の輪が出来ていきました。

「あいうえお作詩」とは、簡単に説明すると、詩の冒頭に使う文字を「ひらがなの頭文字」で固定して詩を書くというものです。試しに「あいうえお」でやってみると、

ありがとうたすけてくれて
いいえどういたしまして
うれしかったです
えんずいぎりをかましてやろう
おーまいごっと


と、こんな感じで(気合い入れてないのですごいテキトー笑)、書き綴っていきます。「あかさたなはまやらわ」あたりまで書くことができれば、かなりの満足感が得られますよ。さすがに「を」と「ん」は、どうしようもないので省いてもいいです。

他のブロガーさんが「あいうえお詩」をやっているのを眺めて、「お、これは面白そうだな」と衝動的に飛びついたわけです。

実際、自分で取り組んでみたら、とても面白い。調子に乗ってブログの記事にもしてしまいました。


4-あいうえお作詩の達人を目指す!!

「あいうえお作詩」に意外なやり甲斐を感じた私なのですが、ある時、「これをnoteでやってみたら面白いかもな」と感じました。内容としてもブログとは重複しませんから、noteとの両立もいけそうです。

なにより、この「あいうえお作詩」に取り組んだときの実感から、「これを続けるのは面白そうだ」と、率直にいえば可能性を感じたわけです。特に惹かれたのは、その「間口の狭さ」です。詩というと、何を書いてもいいわけですが、逆に言葉の海の中で溺れてしまい、うまく泳げないで窒息してしまう事もあり得ます。

対して「あいうえお作詩」は、ひらがなの頭文字から始めるという制約があります。それがかえって大きな世界の扉にもなり得るかと。俳句や短歌にも独特の制約がありますが、それが廃れる事なく、現代まで続く技芸となっているのは、その制約があればこそだと思います。

おお、ちょっと長くなってしまいましたね。すいません。私は「あいうえお詩」独自の制約に惹かれたようです。それを受け入れて継続した先に、なにが見えてくるのか。今はまだよく分かりませんが、可能性を感じていることは確かなので、自分の心に素直に従ってみようと思います。

あいうえお作詩の達人を目指すって上で書いてますけど、こんな大口を叩いていいのだろうか。まあ、「中堅を目指します」とか「準二級を目指します」とか煮え切らないことを言うよりは、「達人を目指す」の方が、分かりやすくていいんじゃないでしょうか。まあ、どうなるかわかりませんが、よろしくお願いします。


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