情熱 安全地帯との歴史⑦
「安全地帯ツアー 夢の都」
ついに安全地帯のコンサートに。
チケットを握りしめ会場へ。
本当にこんな所まで来てくれた。
2000人入るかどうかの地元のホール。
ドキドキしながら開演を待つ。
席はなんと1例目(くどい)。
え~マジでマジで。
最初のコンサートでこんな事があっていいのか。
もうすぐ開演のアナウンスがあり、会場がざわつく。
明かりが消え、夢の都が流れる。
まだ暗いステージに人影がうっすら見える。
そこに、目の前にいるのは分かるけど、ステージはまだ暗いまま。
きみは眠る。
曲が始まった。
演奏してるのか、音源が流れているのか分からない。
サビに入る。
「♪ここにはもう誰もいない〜」
パッとステージがライトアップされる。
うわっ。
本物だ!
本物の安全地帯だ!
ずっとテレビで見てた、憧れてたスターが目の前にいる。
自然と立ち上がり、その後もこのコンサートでは座る事はなかった。
(周りの人もずっとスタンディングでした)
みんな待っていたんだな。
安全地帯がここまで来てくれるのを。
なかなか簡単に都内とか行けないもんね。
サビが終わり間奏へ。
またステージが暗くなる。
曲の始めに音源が流れていると思っていたのは、実は真っ暗の中で音源と寸分違わずに、演奏して歌っていたのだった。
会場がざわついている。
僕と同じく、初めて安全地帯を観る人も多かったのではないか。
とにかく「カッコイイ」。
続いてラスベガスタイフーン。
真夜中すぎの恋。
圧倒された。
当時の安全地帯のコンサートは、前半ノリのいい曲を連発して、途中バラードや聴かせる曲、後半またノリのいい曲を演るという感じだったけど、まさにそういう流れ。
当時の会報にセットリストが書いてあった。
僕が聞いた会場では、こうだったと記憶してる。
夢の都(S.E)
きみは眠る
ラスベガス・タイフーン
真夜中すぎの恋
プルシアンブルーの肖像
ワインレッドの心
青空
まちかど
合言葉
Shade Mind
遠くへ
.…もしも
ともだち
あの夏を追いかけて
ありふれないで
好きさ
じれったい
Lonly Far
Big Starの悲劇
Seaside GoGo
どーだい
情熱
(アンコール)
We're alive
I LOVE YOUからはじめよう
(アンコール2回目)
あなたに
夢の都(S.E)
大好きな曲「まちかど」で涙がとまらなくなる。
涙でステージが見えなくなるのは勿体ない。
必死にこらえる。
「どーだい」で玉置さん武沢さんの間奏でのステップ。
アンコール「We're alive」での
「会場に灯り、つけてください、みんながみたい!」
お馴染みのフレーズ。
パッと会場が明るくなる。
これこれ!テレビでみたコレ!
嬉しい!
「I LOVE YOUからはじめよう」では、拳を突き上げて
「心をひらいて I LOVE YOU
I LOVE YOU I LOVE YOU More!」
ここで安全地帯のVサイン。
これがしたかった!
MCは短かめで、途中に(確かワインレッドの心の後)
「皆さんこんばんは。安全地帯です。今日は楽しんでいってください」
最後、「あなたに」を歌う前に
「皆さん最高です。ありがとう」
だけだったけど、本当に嬉しそうな笑顔みせてくれた。
「あなたに」が終わり。
メンバーが並び、ステージ上で深々と頭を下げる。
頭を下げたまま、ずっと静止してる。
1分くらい頭を下げていたんじゃないかな。
もちろん、手の骨が折れるくらい拍手👏。
会場の拍手に、心から感謝する様に、受け止める様に。
もうこっちが頭を下げたいくらいなのに。
もう頭を上げて。
お願い🙏。
ゆっくりゆっくり、頭を上げてメンバーが笑顔をみせる。
いっぱい手を振って、会場の割れんばかりの拍手に応える。
夢の都が流れ、コンサートの終わりを告げる。
すごかった。
これ以上の経験ってあるのだろうか?
実際、安全地帯、玉置さんソロ、他にもいっぱいアーティストのコンサート行ったけど、これ以上の経験ってなかったと思う。
一生の思い出。
今でも鮮明に覚えてる。
このNOTEで安全地帯の思い出を書き始めたきっかけは、自分の記憶を書き留めておきたい。
この先僕に何があるか分からないから、書いて残しておきたいと思った事。
その書いておきたいと思う事の大きな一つが、このコンサートだった。
これだけ書けたら、もう満足です。
今回はここで終わります。
自己満足野郎でごめんなさい🙏
ご覧いただき、ありがとうございました🙇
イイネ、ご感想お待ちしてます。
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