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キ.ツ.イ 安全地帯との歴史⑤
1989年の出来事。
というかこの年は安全地帯の活動はなし。
安全地帯との思い出を書いているので、この年は飛ばそうと思ったけど。
いろいろこの年も僕的に思い出がいっぱいあるので、書いてみます。
「キツイ奴ら」
![](https://assets.st-note.com/img/1695190903023-4sSs0v0imG.jpg)
昭和と平成の狭間、1989年1月4日にTBS系でスタート。
なんと玉置さんは女たらしの泥棒、小山内完次役。
泥棒っていうか、ただのろくでなしというか。
![](https://assets.st-note.com/img/1695195413941-ffObn8nUF7.jpg?width=800)
大まかなストーリー。
小山内完次(玉置さん)がかつての金庫破りの兄貴分、大曽根吾郎(小林薫さん)の所に、女絡みの借金を作って転がり込んでくる所から話は始まる。
なんと完次が騙したその女は、ヤクザの喜一郎(柳葉敏郎さん)の母親だった。
そんなこんなで、吾郎と完次が借金をあの手この手で返しながら、何故かこの3人には妙な友情が芽生える。
最後は共通の敵の、ひまわり産業というヤクザの大元を、得意の金庫破りで返り討ちにする。
ちょっとハチャメチャだけど、とにかく面白かった!
![](https://assets.st-note.com/img/1695192340397-vvKlQT5QfU.jpg)
借金を返す手段で、居酒屋での「流し」のシーンがあるのですが、これがまたたまらない!
とにかく楽しいドラマでした。
本当に終わってほしくなかった。
最終回のラストシーンは、みんなで蛍の光を歌って終わるのですが、篠ひろ子さんは役を忘れてマジで泣いてる。
もちろん主題歌は玉置さん
「キ.ツ.イ」
久しぶりにベストテンにも出演してました。
収録現場でも中継がありましたね。
このドラマ見てないって方は、DVDがありますので、是非見てください!
そして玉置さんの地元、旭川を舞台にした小説「氷点」の主題歌を担当する。
テレビ朝日の開局記念ドラマ。
![](https://assets.st-note.com/img/1695195108256-e5bxXJS5yn.png)
ミュージックステーションに出演。
旭川の見本林からの中継。
仲良しのタモリさんに、子供の頃にザリガニを取って周りの子に売りつけてた話をする。
冬の旭川の幻想的な雪景色と、曲の世界がすごくマッチしていた。
「氷点」
キツイ奴らで共演した柳葉さんと話をしたり、番組の終わりには玉置さんのお兄さんも登場。
玉兄さんは絶対覚えてないでしょうが、後日僕はお会いする事になります。
その話は、また今度。
さらに夏には、主演映画も。
「右曲がりのダンディー」
![](https://assets.st-note.com/img/1695194579521-ZroZZxn2BY.jpg)
僕は映画も好きなのでいろいろ観るのですが、監督はいろいろ伝説のある那須博之さん。
原作もちょっと読みましたが、いろいろと映画は違う感じに。。。
コメディ要素も結構あります。
何故、仮面ライダーが。。。
それは触れずにおきます。
もちろん主題歌は
「I'm Dandy」
![](https://assets.st-note.com/img/1695195082890-DXJQqryxol.jpg)
映画音楽も玉置さんが担当。
「BANANAが協力してくれて、いい音楽作ってくれたんだけど、あんな音でしか流せないなんて」
と映画館の音響の悪さについて言ってた。
「あれじゃ、もうやりたくないな」とも。
確かに映画館が音響にも力を入れ始めたのっって、3Dが始まった2000年代に入ってからですもんね。
以降何回か映画にも出演されてますが、音楽は担当されてなかったと思います。
(あったらごめんなさい)
インタビューで、もちろん今後の音楽活動の事も。
たまたま役者が先になっちゃっただけと言っていて、ちょっとほっとする。
夜のヒットスタジオにも、久しぶりの出演。
↓
そしてそして秋には、あの名曲がリリース。
「行かないで」
![](https://assets.st-note.com/img/1695197007313-YFFsOebbWe.jpg)
フジテレビの開局記念ドラマ
「さよなら李香蘭」主題歌。
開局記念番組ばかり担当するので、開局記念男と呼ばれていたらしい。
正直、曲が良すぎて肝心のドラマは。。。
でも李香蘭って人を知る、いい機会になりました。
香港ではそのまま「李香蘭」という名でカヴァーされて、大人気になったとか。
日本ではそれ程ヒットした訳ではないですが、やはりいいものはいい。
分かる人は分かる。
アジアを中心に、この曲の素晴らしさが広がっていったのは、本当に嬉しい事です。
リリースされた当時は、何故この曲がヒットしないのか理解出来なかった。
本当に素晴らしい作品なのに。
もう本当に聴きまくりましたね。
そしてやっぱり思いました。
この人天才だと。
今回はこの辺で。
次回はついに復活、安全地帯の記事です。
イイネ、ご感想お待ちしてます。
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