見出し画像

長期視点が苦手な方へ目標設定のすすめ

「長期で考えるの苦手なんです」
とご自身で思っている方へ。

まず自分がそんな性質を持つ存在だ
ということがわかっただけでも
立派な進歩。
OKだと思います。

その後どうするかなのですが、

苦手だから放置しておく場合と
苦手でもちょっと改善したいなと思ってる場合で
進む先が変わることを理解しておきましょう。

苦手だからと放置している場合。
毎日、毎月、毎年
繰り返していていった結果

「できたこと」が増えたり
「いい日だったな」と思える日は増えましたか。

もし1つもない場合は、
何らかの改善が必要だと思います。

例えば、わたしは個人の方の
おかねの整理整頓をし、
資産づくりをお手伝いしているわけですが、

毎日、毎月同じ状況で
少しの改善もない場合は
目標を変えたほうがいいと思っています。

目標が1年後に必要なお金を貯めることならば
・日々の買い物に工夫をすること
・住む場所を変えて固定費を減らすこと
・任意でかけている保険料の見直しをすること
・娯楽の回数を月5回から月3回にすること
等々で工夫をしていけば貯められると思います。

しかし、誰もが遭遇し、準備するものは
今後働かなくなったときの生活資金です。

1年後に必要なおかねを貯めるという目標から
次に進んでほしい長期目標になります。

会社で指示されたことをやるだけで
毎回いっぱいいっぱいである

日々忙しく目の前のことを
必死にがんばって来た

という方の場合は、
性質ではなく
癖になっている可能性も
あるかもしれません。


会社では社会保険料の納付や
税金の納付をやってれました。
でも退職すれば生活費を含め
誰も助けてくれません。
(国の生活保護などはありますがそれを除く)

なので、1年の貯金という目標から
すごく先に伸ばしてみましょう。

長期的な目標設定です。

長期視点にするといい効果があります。
・進む方向が決まるのでやみくもに取り組むことがなくなる
・遠い目標なので、焦らずに今できることに集中できる

長期的な視点で考えるのが苦手な人でも
会社で働く期間に限りはあります。
人手不足もあり雇用期間は長くなっていきます。
でも、受け取る収入は「同じ額」ではないでしょう。

どのあたりを目標に
据えたらいいかを考えてみましょう。

例えば、
・会社を退職して年金を受け取る様になるまでに
おかねを貯めること
・事業をやめるときに合わせておかねを貯めること
かなと思います。

あなたが今40歳で
会社を退職し
年金を受け取る時が65歳だとすれば、
25年あります。
「おかねを貯める」という目標に向けて
もっと具体的なTodoにしていきましょう。

単に「貯める」としてしまうと、
500万かな、1000万かなと
ふわっとした金額で現実味がありません。

目標を定め、次に何をしたらいいのか
それを自分の頭で考えてみましょう。

目の前のことはできるけれど、
長期視点が苦手な人ほど
言われたことを取り組む傾向があります。

頭の中で考え、
自分で決めたことを取り組むのも
きっと得意だと思います。

これは仕事とは違い、
責任を持って自分のことを導くために
取り組むワークです。

まず自分の性格を理解し、
頭を使って考えてみることから
はじめてみましょう。