黒髪メガネから脱した理由

大学を卒業するまで、私は黒髪にメガネのスタイルを崩さなかった。黒髪だったのは髪がプリンになるのが嫌なのと傷むのが嫌だから、メガネなのはコンタクトは高いから。
そんな私が社会人2年目、休職してから、茶髪コンタクトスタイルに変身した。

なぜか、と考えたときに、メガネが下がってくるのが嫌になってきたから、あとはなんとなく茶髪にしたくなったから、というのが第一に思いついた。しかし掘り下げて考えてみると、なめられたくないから、というのが大きな理由だった。

茶髪にしてコンタクトにしたらなめられないかっていうとそうでもないとは思うが、今までの黒髪、メガネ、おとなしい、の私はなめられやすい3コンボだった気がする。

性格はなかなか変えられないから、まずは見た目から変えてみようと思ったのである。「1回目の休職」で書いたように休職した理由はストーカーである。自分に原因を求めるのは自分を責めることにつながるのでよくないとは思いつつ、電話番号を教えてないのに電話までされたのは私がなめられやすい見た目をしていたのも少なからずあったのでは、と思ってしまった。自分を責めるわけではなく、そのトラウマ的出来事からの決別、自分なりの再発防止策という意味もあるのかなと勝手に思う。

効果はというと、あったようななかったような微妙な感じである。というのも、ストーカーとは別に、前の職場ではちゃん付けで私のことを呼び、仕事の用事を頼みにいくときはいつもふざけて相手にされず、挙げ句の果てに飲み会では俺のことタイプだろ？と聞いてくるようなセクハラおやじがいた。（私と同じぐらいの娘さんがいるというのにそういうことを言うのだから、気持ち悪いったらありゃしない。）そのおじさんが、私が復職してから態度を一変させたのである。まあ、休職していたというのが態度を一変した大きな理由だと思うから、あまり効果があったとはっきりは言えない。

黒髪メガネから茶髪コンタクトにしてよかったかというと、どっちでもないなと思う。茶髪コンタクトにしてからおしゃれの幅は広がった気がする、くらいだろうか。ただ、見た目で人はわからないといいつつ、見た目が9割なんて本もあるくらいだから、見た目から変わってみるというのはありなのかもしれないな、というのが私の結論である。

ちなみに、茶髪コンタクトにはしたが30になったら黒髪メガネに戻す予定である。笑