見出し画像

転職を経験したことがある人の中で、私しか経験したことがないであろう経験

ちょうど最近、私は転職活動を成功させました。

分野としては、ネットワークエンジニアから
開発エンジニアへのキャリアチェンジです。

日本の20〜40代の労働生産者のうち
転職活動を経験したことがある割合は6割程度
と言われていますが
私は今年度27歳になる年までに
転職活動を2回経験してきました。


実は今回の転職活動では
すごく貴重な経験をしました。

経験したくても経験できないような経験です。


私は様々な転職エージェントを経由し
2023年2月末から転職活動を始めました。
この時はまだ前職で就業中です。

5月1日から転職先で働きたいなと考えていたため
また自分に期限を設けるために
現職を3月いっぱいで離職することを決めました。

そして予定通り、3月末になるまでに
とある企業への内定を承諾しました。

少なくとも6月1日までのどこかで入社できるよう
これから調整をしていくとのことでした。


開発実務未経験での転職でしたが
条件面や働き方、会社の風土やビジョン等
私には十分すぎるとても良い企業でした。

そして時は半月が経とうとする頃
4月中旬になる頃に、ふと気づきます。


「(あれっそういえば入社手続きの連絡とか来ないな…)」


気になってエージェントに連絡したところ
エージェントが内定先の企業へ
私の内定承諾の旨を伝え損なったと言います。


ーーーーーーーーーーーーーー
>>>えっ??!!ww<<<
ーーーーーーーーーーーーーー


はてなマークがいっぱいでした。


しかも話によると、先方は私ではなく
別の求職者の内定をすでに承諾したため
私の内定承諾を受けられないと言います。

さらにさらに、内定承諾を受けるとしたら
半年先の10月であれば調整可能ですと言います。

エージェントはこの件について再三謝罪してくれましたが
結局のところ、転職活動を再開する必要がある
というのが結論でした。

流石に、どう考えてもエージェントが戦犯すぎません??w

本件について、エージェントの本社へ出向いて色々交渉しました。

結局、私は内定先で仕事できないかつ4月以降は離職期間に入るため
転職活動再開分等の費用の補填などについて
何度も確認や調整をしましたが
サービス利用時の利用契約同意書のなかに
「転職活動において、いかなる損害が求職者に発生した場合でも
 弊社は責任を負いかねます」的な文言があり
補填等はできかねるとのことでした。

明らかなLose-Loseの状態、非常に腹立たしかったです。
(なんなら先方は求職者を雇えたのでWin-Lose-Lose)

ストレスでその日は不眠でしたし
ニキビや蕁麻疹も結構できました。

そんな中、こんな絶望していた私を救ってくれたのは
昨年の12月にプロポーズした、私の婚約者でした。

「できる!もっと良いところがあるってことだよ!」
そう言って励ましてくれました。


確かに、これまでの人生で私は幾度となく
似たような困難を乗り越えた経験があり
その度にそれ以上の結果を手にしてきました。


小学生の時のサッカークラブでは万年ベンチだったけど
並行して通い始めた元アルゼンチン代表オルテガ氏が
監督を務めるサッカークラブでは
Aチームとして試合に出れたり

大学受験では学費が比較的かからない国公立を志望していたけど
結果的には落ちて、それでも頑張って世界史Bを勉強し直して
スカラシップ制度のある私立大学に合格して
4年で見れば国公立よりも安く通える手段をゲットしたり

くぐり抜けてきた修羅場の数と壁の高さ
そしてそれを自分の手で成し遂げてきた
そういう自信は確かにありました。


誰かや何かにぶつけても
結果は変わるはずはなく
奇しくもこの状況を変えられるのは
ただ私1人です。

そのことに、色々あった翌日に気づき
その日から転職活動第二段を開始しました。


時はすでに4月中旬。
6月1日から働ける場所を探すことを目標設定しました。

そして苦節十年(実際は1ヶ月くらい)を経て
前回の内定先を上回る好条件の企業から内定を貰えました。


条件面、職種や働き方、会社の考え方にも文句がありませんでした。


内定を承諾し、今度こそ
私の転職活動に終止符が打たれました。



それから数日が経った今、ふと思い出す言葉があります。


2023年近畿大学の卒業式で
本田圭佑氏が放った言葉
「環境にこだわれ」


環境にこだわることに、私は成功しました。


あなたは最近、仕事や生活、趣味に費やす時間を
投下する環境にこだわれていますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?