ありのままの説得力
梅のつぼみもほころび、
ふきのとうが芽吹き、
春が訪れると・・・
タロウさんは、暖かい砂の上に寝ます。
まだ冬毛で体がもふもふ。
声をかけると、
ん? なんですか? 一応、こっちを見るものの・・・。
また寝ます。
こんな毎日を過ごしていましたが、
今は、すっかり夏毛に生え替わり、
梅雨空の合間に、
しっかり走る。
水墨画のようなしっぽ。
馬の本能むき出しの骨格。
身を飾るものが無用の美しさ。
私も心はこうありたいと改めて思いました。
おしまい。
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