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マイクロ・プラスチックは、途方も無く重大な問題だが、今すぐ小さな一歩は選択できる

マイクロ・プラスチック、及びナノ・プラスチック問題は、化石燃料問題などと同じく「現在生きてる人間のエゴの為に、確実に未来の人や全ての生物を苦境に陥れる」深刻かつ重大な大問題です。
その解決は、あまりにも望みが薄く、文字通り、気持ちが折れます。

両プラスチック問題の素を排出し続けている化学素材が、身の回りにどれだけ溢れているかは、あたらめて見廻す必要さえありません。
絶望的です。

しかし、この問題、それが故に「今すぐ、取り組むことができる」問題でもあります。
毎日の生活の営みの中で輩出しているマイクロ・プラスチック、及びナノ・プラスチックを減らすことです。
私が取り組んでいる一例を紹介します。

①極力、ペットボトルを買うことをやめ、水筒を使う。麦茶などをポットで作っておく。

うちは、全員が仕事や学校にに出掛ける際、水筒を持参します。
また普段食事の時に飲む麦茶は煮出しして冷蔵庫に保管しています。
外でどうしても飲料を買う場合は、ペット・ボトルよりも缶の方を選びます。


②多くの種類の洗剤を使わず、石鹸で済むものは石鹸を使う。

食器洗剤は詰め替え用も含め、大量の化学素材がゴミ化します。
お風呂洗いやガラス磨きなど、あらゆる洗剤も然りです。
こういうものは、石鹸や重曹などでまったく問題ありません。
むしろ石鹸の方がより洗浄力は高いと感じます。
ただし石鹸の場合、油脂が固まって配水管を詰まらせることもあるので、注意が必要です。


③もちろん店ではマイ・バッグを使うし、必要のないストロー、おしぼりはもらわない。

そもそも私の幼い頃は、母親たちは「買い物かご」をさげて買い物に行き、野菜など直接かごに入れてました。
いろんな店で、ビニール袋ではなく紙袋に入れてもらってました。
何の遜色もありませんでした。


冒頭で述べたように、この問題は解決までの道のりがあまりにも遼遠です。
しかし、間違いなく一番にしわ寄せがくるのは、未来の身籠ったお母さん(ナノ・プラスチックは胎盤に蓄積されると報告されている)や絶滅の危機に晒されている生物たちです。
どんなに絶望的でも、ひとりひとりが「小さな一歩」を、今踏み出すしかないのです。


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