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歌やゲームなどの遊びこそが、場の空気を一変させ、ヒトを活性化させる

90歳の誕生日を迎えた母に、子どもと一緒に会いに行った。
正直、子どもは昔ほど母たちには会いたがらない。
場の空気が堅くて、居心地悪いからだ。
トランプやSWITCH、ジェンガなどをやったこともあったが、それもすっかり飽きてしまった。

今回、何の企画も無かったが、ふとテレビの中で見た「手あそび唄」のようなものを紹介してみた。
すると場の空気は一変し、ずっと硬い表情だった娘も笑顔になり乗ってきた。「こんなゲームもある!」ということになり、場の空気は一変した。「人が笑顔になるって、こういうことか」と改めて納得した機会となった。

考えてみれば、特に小学生の頃は、誰もが遊びの天才であった。
例えば運動会の練習では、長時間運動場に座らされて、ひどく退屈することになる。
それでも、地面に線を引いて五目並べのような遊びをしたりしたものだ。
全員が立ち上がると、地面には沢山のゲームの跡や、絵描き歌の跡が残されていたものだ。
そういった思い出を挙げれば、きりがない。

社会科見学の時のバスガイドさんも、そういった技術に長けていて、そこでやってもらった数え歌やクイズは、この歳になった今でも覚えている。
何十年来の友達であるイングランド人と友達になったのも、ある研修会での遊びであった。

歌やゲームなどの遊びこそが、場の空気を一変させ、ヒトを活性化させる。
遊びこそが、辛い現状をも癒すパワーがあるのだ。

私はこれからどんどん年をとっていくが、そのような「遊びを見つけ、開拓し、若い人を楽しませる精神だけは、死ぬ間際まで忘れまい!」と切に思うのである。




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