武田鉄矢のラジオ番組を聴いていて、「熊が里に降りてくるのをふせぐ熊止め林」というものが、昔の日本にはちゃんとあったという話を聞いて、「やっぱりな!」と思った。
その放送を、わざわざ文字に起こされた方のブログがあったので、ちょっとお借りして、下に貼ったので、それを読んでもらえば合点がいくだろう。
そもそもが、スギばかりの薄暗い単純な森ばかりにしてしまったことが元凶であることに間違いがない。
その生態系を無視した、「カネ目当ての」植林は、多くの動植物の棲息地を奪っただけでなく、花粉症という形で、未来に生きる人間を苦しめ続けている。
おそらく、シカやイノシシに対する問題も根本は同じだろう。
今度はこれを何とかするために銃を使って命を奪うことを奨励し、税金から報奨金まで支払っているが、その猟銃を使って殺人事件まで起きたりして、結局は問題を良い方向へと向かわすことができていない。
少数であり、弱い立場であろうが、良識と英知を持つ人々が各地で草の根的に運動・活動を広げていくしかないのであろう。