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地球上の全ての生物の遺伝子の原理は共通している。ということは、マクロ的に言うと、生物は全て親戚なのだ!
村上 和雄博士の「生命の暗号」の中に、次のような文章があります。
驚異的なのは、これら遺伝子の構造と原理は、すべての生物に共通してい
ることです。
現在、地球上には二百万種以上の生物がいるといわれていますが、カビも大腸菌も植物も動物も人間もすべて同じ原理。
ということは、あらゆる生物が同じ起源をもつことを示しているように思われます。
人間がどんなに科学を進化させたとしても、「遺伝子」そのものを「0」から作り出すことはできません。
博士は、その全ての生命の素である遺伝子を造り上げた、何であるかもわからない存在を、「サムシング・グレート」と読んでいます。
遺伝子の構造を調べることは可能であるが、そもそもどうやってその遺伝子が、どうやって造りあげられたのか、それは科学では解明できません。
しかも、博士は普通、人間の遺伝子は5%ぐらいしか使われておらず、残りの95%は、眠ったままなのであるが、人の考え方という働きかけによって、眠っていた遺伝子のスイッチが「ON」になることがあると言うのです。
この理論で言えば、動物と会話できる人がいることも、なんら不可能ではないということが理解できます。
私は肉や魚を食べますし、花を食べたり、動物の血を吸う虫を駆除もします。
しかし、そうはしても根底にかならず「全ての生命」という存在に対して「リスペクト」というものを根底に持つべきと思っています。
そのリスペクトは、「サムシング・グレート」に対するものと言っても差しつかえないかもしれません。
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