日本帝国陸軍「731部隊」を広く周知させた「悪魔の飽食(森村 誠一著)」の中に人間的な救いを探す
「悪魔の所業」として、関東軍防疫給水部(731部隊)を広く周知させた「悪魔の飽食」。
その内容は、どう控えめにも考えても、ひどい吐き気を起こさせるような残虐行為の数々、中国人などの敵国人に対する、言わば「面白半分の」人体実験を行ったおぞましい記録です。
その真実がどうであったのかを、ここで吟味しようという考えはまったくありません。
青少年に読ませるには、あまりにも残虐すぎて、薦める気にもなりませんが、加害者側も被害者側も、同じ人間であり、その間には怨念や憎しみ、無慈悲しか