【冥王星水瓶座時代を考える⑥】初めて体験するのになぜ分かるの?

毎日投稿274日目。久しぶりにこのシリーズの記事です。「冥王星水瓶座時代を考える」ということで、このシリーズの記事を今まで公開してきましたが、実は、冥王星水瓶座時代を人類は経験していません。1930年に冥王星は発見されましたが、その時は蟹座に位置していたからです。

それでは、太古の昔から太陽の周りを冥王星は公転しているのに、冥王星水瓶座時代経験していないと言えるのでしょうか。

それは、「発見されていない天体は、この世に存在しないものと同じ扱い」だからです。天体の存在を認識しているからこそ、天体のパワーを使えるわけですし、良くも悪くも影響されるのです。冥王星は準惑星ですが、公転周期約500年のエリスも準惑星としてあります。エリスは現在牡羊座に位置していますが、2044年に牡牛座に移るので、その時期にエリスのパワーを人類は認識出来るのかもしれません。私の予想では、エリスは「物質からの超越性」をという意味を持ちそうな気がします。

◆トラサタ天体の水瓶座要素は既に体験済み

冥王星水瓶座時代を人類は経験していないので、何らかの方法で冥王星水瓶座の特徴を推測しなければなりません。

トラサタ天体の水瓶座の要素に関しては、①天王星水瓶座(1996年1月~2003年3月)→②海王星水瓶座(1998年1月~2012年2月)→③冥王星水瓶座(2023年3月~2044年1月)のように順に体験します。つまり、天王星と海王星では、人類は既に水瓶座時代を体験しているのです。

水瓶座は「自由、平等、個性」が強く発揮されるので、「コンピューター、ネットワーク」を管轄する天王星が水瓶座が位置している時に、世界中にWindowsなどの統一した規格のコンピューターが普及しました。

海王星が水瓶座に位置している時は、京都議定書による地球温暖化対策などの国境を超えた(溶かした)環境保護に取り組む動きが強まりました。特定の国だけではなく、各国が主体的にという形式なのは水瓶座らしいと言えます。
天王星は情報通信分野の変革を導き、海王星は地球温暖化対策を通じて”地球の一員”という概念を人々の意志に植え付けました。しかし、政治などの社会の枠組みを変えるにまではまだ至っていません。

冥王星水瓶座時代は、政治や経済などの社会の枠組みを「自由、平等、個性」をベースにしたものに作り変えていくということです。

◆最後に

2021年3月から6月にかけて、冥王星は山羊座26度(サビアンシンボル山羊座27度)に位置しています。つまり、順行と逆行は繰り返しますが、山羊座冥王星時代も最終盤です。山羊座の冥王星が象徴する「目に見える権威」がどんどん崩れていっているというのも、ご想像出来るかと思います。

ちなみに、射手座冥王星の最終盤であった2008年頃にはリーマンショックが発生したので、射手座らしい自由奔放さを持つ社会システムは無くなったということで連想して頂ければよいでしょう。

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