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射手座の解釈編〜門馬寛明先生の「西洋占星術」を読み解いてみた⑤〜

毎日投稿301日目。門馬寛明先生の「西洋占星術」を読み解いてみたシリーズ⑤です。今日は射手座の解釈をご紹介します。

◆射手座とは

書籍から引用箇所は、灰色部分です。

(中略)この星座のシンボル「♐️」は、「飛ぶ矢」をデザインしたもので、一つは「スピーディーで自由な理性」、他の一つは「知性と官能の瞬間的緊張」を象徴しています。
そこから、束縛を憎む自由さと、スピーディーな快楽を愛する楽天性が生まれたのです。(中略)
射手座生まれの人は、日常的な生活には満足せず、また、社会的な出世によってお金にうずまったところで、十分な満足は得られません。射手座生まれの人は、生来の哲学者です。ひとから見れば十分な生活を送っていても、ふとわれに返り、人生の大きな課題に目を向ければいられない性格なのです。そして、目的が定まれば、それが、快楽だろうと真理だろうと、言葉も服装も、振舞いさえも、いっさいかまわず、それに向かって、矢のように突進する性格をもっています。
しかし、飛んでいる矢は、言葉や行動で人を傷つけたとしても、それに気がつかないことがしばしばあるのです。

→射手座のキーワードとしては「奔放さを持った自由」が挙げれます。同じ自由な性格でも、柔軟宮の射手座は奔放さ、固定宮の水瓶座は奥深さが強く現れるでしょう。

◆射手座の人が向いている職業

射手座生まれの人には、二つの人生があります。いっぽうでは、高度な知識の追求に夢中になりながら、他方では、軽妙な機知を楽しむ遊びに没頭するという、楽天性をもっています。バランスのとれた生活の知恵を捜すことに、射手座生まれの人の適性があるのです。
たとえば、射手座生まれの人には、外国研究をしながら、少々寄り道をして、その外国の情緒に魅せられ、楽しまずにはいられないというような、強い感受性があります。高等教育をうけた知識人でありながら、逆に、強烈な動物的行動のなかに、自己をなげうっていく、闘争的な仕事も、射手座生まれの人の天職です。
したがって、射手座生まれの人の職業選定の第一のヒントは、「スピード、変化、自由」の三つが、その職場にあるかないかを見きわめることになります。そのうち、いずれが欠けていても、その職場で射手座生まれの人の発展を望むのはむりです。その三つがあればよし、なければ何度でも、三条件を満たす職場を捜すことです。
以上のような、射手座の性格に向いた職業の代表的なものは、小説家、詩人、宗教家、神学者、判事、司法官、学術書籍出版、外国文学者などです。また、同様に、代議士、大使、外務省の公務員、外交官、通訳なども適した職業です。適さない職業は、薬剤師、染料関係、造園業、印刷業、自衛隊員などです。

→現在において射手座の一般的な解釈として知られている「高度な知識への追求」と「知的な楽しみ」の両立を図っていくということです。柔軟宮らしく「スピード、変化、自由」というキーワードを職業選択にも活かしていけば、実りは大きいということです。

◆射手座の金運上昇のための秘訣

射手座生まれの人には、どんなところに、お金の運があるのでしょうか。「よく学びよく遊ぶ」射手座生まれの人の特技を、最大限に生かすことです。

→著書ではボリュームが少なかったですが、遊びから財を成していくイメージでしょう。

◆射手座にふさわしいパートナー

射手座生まれの人にふさわしい相手は、どんな人でしょうか。射手座の人は、精神的にも言行にも束縛を憎む自由の人で、家庭的ではないはずですから、寛大で、ともに慰安を楽しむ人を捜さなければなりません。

→ここでも”自由”というキーワードが出てきます。射手座らしい奔放な自由を尊重する人が望ましいということでしょう。

◆私の感想

射手座が持っている奔放さのおかげか、ネガティブなイメージは個人的には持っていないですね。むしろ奔放さを持つサインが故に、射手座の解釈を突き詰めていくのはなかなか難しい気がします。

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