子どもの「手作りチョコ」が鬼門だった話

今日は仕事で遠方まで行くけど、保育園のお迎えのために早めに仕事を上がらなきゃいけない。だから出勤時間を早めて勤務時間を確保しよう。(職場はフレックス。)

そう思ってたけどちょっと寝坊して、子どもたちが起きる前に急いで身支度していたら娘6歳が起きてきた。

「昨日作ったチョコのデコレーションしたい!弟(2歳)が寝てる今がチャンスじゃない!?」とのこと…。

そう、昨日途中までチョコ作りしたのです。バレンタインにあげたいからって言うから、逆算して「水曜日なら何とかなるかな…」と仕事を調整して。でもそしたら、水曜日の朝に息子が「足が痛い」と。前からできてた魚の目?みたいなモノが痛いらしい。木曜日も金曜日も仕事の都合で病院には行けないから、今日行くしかない…。
仕事早めに上がって、病院行ったら結構混んでて、帰宅したら18:15。本当だったらもうチョコとか諦めたいけど、楽しみにしてる娘、今日作ろうねって約束しちゃった、もうやるしかない( ;∀;)

無印のキットを使ったので簡単!のハズが…。意外と型が小さくて、きれいに入れるのが難しかったり…。20個分作れるんだけど、「10個作って冷やし固めたら型から抜いて、型を洗って乾かしてから、次の10個を作る」という超めんどくさいやつで…。
息も絶え絶え。
デコレーションまではたどり着かず「また明日ね」となったのでした。

で、今朝。チョコペンでデコって、カラースプレーぱらぱらかける。
でもチョコペンがすぐに固まって出なくなる!その度にお湯で溶かして…。カラースプレーかけようと思ったらもうチョコペンが固まっちゃってて付かない!!
とかもう、予想以上のややこしさ( ;∀;)イライラするー!!!
私は7時に家を出ようと思ってたのに、もう7:15。(私が先に出て、家事や子どもの世話は夫に任せる日です)

とかやっていたら息子が起きた泣き声が…。夫が迎えに行くも、「ママがいい!!パパじゃない!!」の大号泣。でも私は急いでるしチョコのお手伝い…って何なんこの状況…。

息子は「ママ行っちゃダメ!ママがいい!」ってすがりついてきてギャン泣き。
「そうだよね、うんうん、でもいかなきゃいけないんだ、バイバイ」って出てきちゃったけど…。

家を出てすぐに近所のおばあちゃんとすれ違う。「おはようございます」って挨拶しただけだけど、勝手に「こんなに小さいのに保育園なんてかわいそう」という誰かの声が聞こえてくる(気がするだけ)。

生活していくために働く必要があるんだ!とか、保育園は規則正しい生活とかお友達との関わりとか良い面もたくさんあるんだ!とか、幼稚園イヤだって泣いてる子には同じこと言わないでしょ?とか、誰にでもなく言い訳を並べてみたり…。

でも…
フレックスなんだから、無理に今日勤務時間確保しようとしないでも良かったのかな。息子に向き合って、一緒にご飯くらい付き合ってあげれば良かったのかな。結局キリが無い気もするけど…。

チョコ作りだって、もっと楽しい雰囲気でやりたかったな。私だって、イライラしたかったわけじゃない。娘に対してトゲトゲしい言い方をする自分が嫌だった。一緒にお菓子作りできる時間なんて滅多に無いのに。
フレックスなんだから、昨日もギリギリまで仕事しないでもっとガッツリ早上がりして、余裕のあるスケジュールにすれば良かったのかな。

時短で働く多くのワーママと同じように、私も「働ける時間は貴重、他のスタッフに迷惑かけないように、なるべく勤務時間確保しなきゃ」と思ってしまう。別に誰に強要されたわけでもないのに、自分で勝手にそう思い込んでる。

「明日死んでも後悔しないように生きる」
は私の祖母がよく言っていたこと。私もなるべく心がけているんだけど、もし今日このまま事故とか災害とかで死んでしまったら、私は後悔さるだろうな。

例え専業ママだったとしても、お菓子作りに笑顔で付き合えるか、ギャン泣きするイヤイヤ期の息子にしっかり向き合えるかは分からない。でもやっぱり、死ぬときに後悔はしたくない。

はー、難しいね、子育てって。親も育てられてる感じがするわ〜…

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