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京都サンガ2024 Vol.4 "MD08 @鹿島"

 僕は堅気ではないので土日休みではありませんが、たまたま月火が連休だったので、試合を見返して普段はやらない振り返りをしてみようと思います。
 J1ももう第8節、アウェーでの鹿島戦です。


メンバー

川﨑:u23代表参加 マルコ:リザーブ アピ:メンバー外

 サンガは前節スタメンの川﨑・マルコ・アピを谷内田・山﨑・宮本に入れ替え。それに伴い、原を左サイドにおいてスタート。リザーブには飯田と塚川が今季初のメンバー入り。遂にヤッチーが来た!なぜかモレリアネオじゃなくてモナルシーダ履いてる僕の推し選手です。謎すぎる。アスレタは?
 アントラーズは前節から仲間を藤井に代えた以外は同じメンバー。

両右サイド

 両チームの右サイドが似たような形になっていました。右ワイドの豊川とチャヴリッチが中に入りがちで、右SBに位置する大卒2年目の福田と大卒ルーキーの濃野が高い位置を取ります。違いはコンビネーション。豊川はセンター近くまで入り切ってしまうので、福田はアウトサイドを一人でアタックする必要があります。一方チャヴリッチはインサイドで濃野をサポートしたり、逆に外に開いて濃野をインサイドでプレーさせたりという場面もありました。
 これはどっちがいい悪いとかではないです。豊川にゴール前で仕事をさせたい・福田のフィジカルを活かしたいサンガにはこのほうが合っていると思います。構築できないだけ?いやいや…

アンカー武田

 第6節から武田がアンカーに入っています。詳細はこちらに譲りますが、川﨑・金子とは違った武田の良さが今はいい方向に出ている…ような気がします。

 もはや死語となったサリーダ・ラポルピアーナ。アンカーがCBの間に落ちることで、2トップに対して後方でのボール保持を安定させることができます。京都の夏はヤバいので、こういうことも必要でしょう。「後ろでボール持ったからなんやねん」ではないのです。本当はここから一歩先、ビルドアップを作って欲しいのですが、それは高望みというもの。
 サンガ初年度、僕は武田のことを「庄司の上位互換やな」なんて思ったりもしました。今後その路線に戻っていってくれたらうれしいですね。

誰が左を守るのか

 左SBの佐藤が内に絞った後の大外のスペースを誰が守るのかというのを考えます。後半に多かったのが、原or山﨑がペナルティエリアの外側まで下がって守るというもの。山﨑と原は結構頻繁にポジションを代えてたので、その時点でワイドにいるほうが下がって守備をするというのは正しいです。
 なので問題はここではなく、そもそも原にあのエリアのディフェンスのタスクを課すのは正しいのか?というところになります。
 あのエリアをFWに任せるなら、この並びなら山﨑に走ってもらうべきです。わかってます。CFなのにそこ守らないといけないの?とは。それはもうハチャメチャに損な役回りです。でも、ゴールの確率を考えたら?となると、酷ですがそうならざるを得ない。事実そうなっていたと思います。走行距離は山﨑が71分で8.8㎞、原はフル出場で9.9㎞でした。
 原センターならマルコや安齋が頑張ってくれますが、ワイドにいるなら行くしかない。じゃあ原センター固定でいいやん、山﨑と出てるからこうなるんや、となってしまいます。というか山﨑はちょっとキツかったですね。全然収まらないし。去年と同じ並びのはずなのに、Twitterでも結構言われてしまっているし。原がスイート過ぎましたか。

失点

静止画で動きを表現するの難しい

 CKの後、安齋が松村から奪ってクリアしたまでは良かったんですが。クリアボールを拾った安西が師岡に展開し、一切のプレッシャーがかからずそのままクロスを上げられ、前に残っていた関川が佐藤に空中戦で圧勝して折り返し、ボールは福田の頭を超えて、濃野に押し込まれてしまいました。
 DFの集中力は切れてなかったはずです。直前の安齋のディフェンスは素晴らしかったし、原もエリアまで戻ってきてくれているし。それだけに残念な失点です。どうすれば防げたのでしょうか。

師岡にプレッシャーがかからなさ過ぎた

 いくら何でもフリーすぎました。宮本が気にしてはいましたが、(図には入ってませんが)オーバーラップする選手が見えたのか突っかからず。結果的にプレッシャーは全くなく、師岡は気持ちよく最高のボールを蹴れたことでしょう。

たぶん福田が濃野を気にしてなかった

 福田はボールを見てクリアに行きましたが届かず、ボールは絶妙なところに落ちてしまいました。もし福田がボールじゃなくて濃野を見ていたら、一歩近寄るステップを踏めたかもしれません。それができていたらボールに触れたかもしれないし、触れないにしても濃野の視界に入ってシュートが外れたかもしれません。

 まあ言うのは簡単ですが実際は難しい失点でした。残念です。

谷内田・宮本・塚川

 谷内田はまあまあでした。間で受けて1人剥がせる選手は貴重です。サンガにおいては特に。飛び道具もある。今後も継続して使ってあげてほしいです。でも福田が空けた右SBのスペースに入ってくる必要はないです。特に武田が落ちてるなら。
 宮本もよかったですね。前節ペイショットにやられたのはわかっているようで、気合が入ってました。オーバーラップもサンガの外国人CBの系譜っぽくて嫌いじゃないです。効果があるかは別の話。アピを使うよりは未来がありそう。でも本職じゃないしローンなのでどうか。
 知りませんでしたが、流経大で佐藤の同期みたいですね。もともとボランチで、今もボランチ志望だとか。一回IHやってみたらどうですかね。
 塚川は谷内田に代わって出場。よくわかりませんでした!w
悪目立ちしていたわけではないので、もうちょっと見てみたいですね。

他気になった選手

#23 豊川雄太
 やっぱすごい選手ですよ。ボレーは両方枠行ってましたね。身体の動かし方が上手いんだと思います。
#14 原大智
 この日はロングシュートが目立ちました。あれはたぶんしんどくなって早くボールを離したかったんだと思います。もっとゴール前で仕事してもらいたいところ。
#44 佐藤響
 こんな対面強かったか?と思いました。もともと攻撃面に長けた選手なので白井ルートに乗ってもらえたら。同期の宮本と両SBっていうのも面白いか?

おわりに

 変えようってところが見えてこないので、期待することもできず。次節はvs新潟。もう何でもいいから勝ってくれ。キジェ体制になってからは3勝1敗、相性はいいはずです。

 結局気になったことを順不同で並べ立てるだけになってしまいました。もう振り返りはやりません。やりませんが、今後も何かしらの投稿はしたいので、よかったら♡つけてくれると嬉しいです。

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