晴耕雨読
晴れの日は耕し、雨の日は本を読む。
仕事といえば「農業」だった時代の言葉に、いまを生きるヒントがある。
現代において、ほとんどの仕事が天候に関わらずできる。というか、雨だからといって、仕事をしないわけにはいかなくなった。
その分、本を読む時間が減ってはいないか。
本を読むとのは一例であり、本質的には、物事をじっくり考えるようなことを指しているのだろう。それを雨の日に行なうことで、仕事とのバランスをうまく取れていたのだ。
仕事に精を出すのは、けっこうなことだ。
でも、ちゃんと「本を読む」=「考える」ことに時間を割きたい。
晴耕雨読、梅雨の時季だからこそ。
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