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考えは、何度も重ねるもの。

長野県富士見町にあるコワーキングスペース「森のオフィス」。そこで1年間かけて開催されるワークショップ「ignite!」に参加している。地元の参加者が多いが、東京をはじめ、近郊の都県からも集まっている。

本日が3回目のワークショップ。過去2回はメンターのプレゼンが中心だったが、今回は参加者が考えたり、ディスカッションしたりする時間がメインだった。

どんな未来にしたい?どんな未来になってほしい?」など、大きな問いが並んだワークシートに、真剣に向き合う大人たち。披露されたアイデアはどれも興味深く、「ここもっと詳しく教えてください!」とか「こうしたらもっと周りを巻き込めるのでは?」とか、そういったコメントも飛び交っていた。

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今日の学びは、考えを重ねることの大切さだ。

時間が許す限り、何度も何度も、考えを重ねた方が良い。「初期衝動のアイデアが一番良かった」なんてことは絶対にない。練り練りと思考をブラッシュアップさせればさせるほど、アイデアは企画としても洗練されていく。

今回、ワークタイムでは、シンキングタイムとして45分間与えられていた。お題は事前に開示されていたこともあり、僕は20分くらいでシートを埋めることができた。

だけど改めてワークシートを見直すと「これは伝わりづらいな」と感じる記述も多かった。その後でディスカッションの時間も用意されていたので、初めて聴く人の頭にスッと入るよう、設問毎のキャッチコピーも作ってみる。小さい文字だと視認性が低くなるので、マジックなどを使って強弱をつける。「見せ方」も含めて、改善点は山ほどあるのだ。

また、対話をすることで、自分の考えの良いところ、悪いところがハッキリする。良いと盲信していても、相手が「ん?」という表情を浮かべることは多々ある。引っ掛かりのようなものが確実にあるわけで、それを取り除く努力をしなければならない。

今回の僕のワークにおいては、

・キャッチコピーは良かったが、そもそもキャッチコピーが分かりづらかった(英語でなく、日本語で記述した方が分かりやすそう)
・抽象的すぎて、聞き手によっては具体的な「もの」があった方がイメージしやすかった
・説明する時間が十分与えられるとは限らない。「30秒で説明したら」なども想定し、プレゼンのメリハリをもっと意識する
・そもそも目的と内容をスッと伝えることができなかった
・質問や反論などを十分想定することができなかった

などなど、次回に向けた改善点がたくさん出てきた。

「考える時間が足りない」と嘆く前に、時間を決めてノートに向き合ってみる。書いては消し、消しては書く。その繰り返しを地道に行なっていく。それが十分に行なえたら、アイデアをどんどん他者にぶつけてみよう。

考えは、何度も重ねるもの。

自分を過信せず、正しいプロセスを踏みながら、思考をアップデートさせていきたい。

*追記*

といいつつ、何度も考えを重ねるって難しいなと気付きました。2ヶ月経って思うところをnoteにしたためています。


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