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部活終わりに吉野家牛丼並盛を2杯食べて、さらに夕食を食べていたあの頃。

2024年7月6日に放送された「オードリーのオールナイトニッポン」。

オードリーの若林さんと春日さんが高校時代に在籍していたアメフト部のエピソードが、自分に重なった。

どういった内容だったかというと、「部活終わった後に、飯食ったけど、その後に家でも夕飯食べたんだっけ?」というもの。

若林さんと春日さんは、部員とともに行きつけの町中華「長楽」を訪ね、ひとまず腹を満たしてから帰宅したそうだ。問題は帰宅後のこと。若林さんは「その後、家で飯食ったのか全然覚えてない」と話す。

それに対して春日さんは、「いや、たぶん家でも食べたんじゃないかな。『食べなかった』って記憶の方がない」「昼飯だって、弁当を昼前に全部食べて、昼飯は昼飯で学校の食堂で食べたじゃん」と主張する。

確かに僕も、所属していたラグビー部で、部活終わりに友人と学校のそばにある吉野家まで足を運び、牛丼を食べた。しかも並盛り2杯。

当時、牛丼並盛りは280円で、2杯注文すると560円だった。

確か特盛りも同じくらいの値段(560円前後)で、特盛りを注文すると、食べている途中でご飯がしんなりしてしまうということに気付き、並盛りを食べてから「お代わり」することがライフハックだったのだ。そんな記憶が鮮明に蘇ってきた。

今は当然ながら、牛丼をおかわりすることはない。よほどお腹が空かない限り、夕飯前に食事をとることもない。だが、「あの頃」は無尽蔵にお腹が空いており、1秒でも早く栄養を欲したものだ。

ちなみに休日の練習後は、焼肉ランチ食べ放題の店によく足を運んだ。ご飯を山盛りにしつつ、肉をひたすら焼いて食した。その後は市営図書館で自習に臨んだけれど、眠くて仕方なかったのも憶えている。(友人はいびきをかいて寝ていた)

「あの頃」は、勉強または部活をしていれば良かった時代だった。2001年にはアメリカで同時多発テロが発生し、沖縄への修学旅行は中止になってしまったけれど、それでもパンデミック禍のようなコミュニケーションを阻害されるようなことはなかった。それなりに相手を傷つけ、そして傷つけられた時代で、デリカシー皆無でやりとりし合った「あの頃」には、どうしたって戻りたくない。

同級生たちと新宿で飲み会をしたのは、4年前のこと。コロナが始まる少し前のこと。30代半ばだった。

あいつら、元気にしているのだろうか。それぞれの人生の旅路を想像しながら、今日も今日とてできる仕事をひたすらこなしている。

#オードリー
#オードリーのオールナイトニッポン
#吉野家
#部活

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ほりそう / 堀 聡太
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