「書く」ことへの苦しみ
今日はただの日記。
いま、とある「書く」ことに対して、すごく苦しんでいる。
どうやって、言葉を絞り出せばいいんだろう。その筋道が全く見えない。
「もう少し、時間を置いて思考を整理すれば良いんじゃないか」
そう思っていたけれど、時間を置いて、キーボードを叩いてみたけれど、全く、しっくりする言葉が浮かんでこない。
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そんな苦しみを抱えているときに、YouTubeチャンネル「高木 豊 Takagi Yutaka」を観た。高木豊さんと、ダルビッシュ有さんの対談だ。
WBCの前、バンテリンドーム ナゴヤで、日本代表が中日ドラゴンズと親善試合を行なった。報道にも大きく取り上げられていたが、打撃練習で大谷翔平さんが放ったホームランについて、ダルビッシュさんが語っている。
なんで僕がこれから「野手がくる」って思っているかというと、この前大谷くんが名古屋ですごいバッティング練習したじゃないですか。そこで他のみんな選手たちは「すげぇ、すげぇ」ってなってるわけですよ。僕、村上くんの表情だけずっと見てたんですよ。1人だけ「ハア〜」じゃないんですよ。怒ってるんです、なんか。イライラしてるんですよ。
で、その前に僕、野手会に行ってたんですよ。そのときに、みんなに「村上、お前、大谷には勝てねえよ」「レベルが違えよ」みたいに言われてたけど、「でもわかんないっすよ」「負けたくねえ」ってずっと言ってたんですよ。で、やっぱりどこかで勝てるんじゃないかって、56本打ってるし。というところがあって。そのとき(名古屋で打撃練習しているのを見たとき)自分では、今では勝てないと思ったんでしょうね。で、すごくイライラしているのがわかって、でもこれいいなと思ったんですよ。村上くんはね、56本で三冠王とって、まだその気持ちがあるっていうのは。
村上さんに「どうすればいいか?」と問われたダルビッシュさんは、彼に、大谷さんが飲んでいるサプリメントや、ウエイトトレーニングの方法を教えたという。
その直後から、村上さんはウエイトトレーニングを試し、新しい挑戦に取り組んでいるというのだ。ダルビッシュさんは「そんな村上くんのことを、周りは見ている。村上くんがみんなを引っ張っていくんじゃないか」と嬉しそうに語っていた。
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あれだけ実績を残している村上さんが、自分の現状や過去の実績に、何ひとつ満足していない。
「もっと上手くなるにはどうしたら良いのか」を考え、その方法を知っている人にどんどん聞いていく。
はたして、僕は自分ができる努力をしているのだろうか。文章を「書く」仕事をしているけれど、何人ものライターに書き方の教えを請うてきただろうか。これで自分は最大限やったと言えるのだろうか。
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とはいえ、これまでの行動を変えるのは、すごく難しい。
ちっぽけなプライドだけど、そのプライドがどうやら僕を邪魔しているらしい。
過去の失敗は、いつでも取り返せる。いつか成果が出れば、過去の失敗は必要な経験としてポジティブなものに変換されるのだ。
ということで、また明日。もがいて、もがいて、どうにか言葉をつくっていこう。
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