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これ、やっとけば良かった。

基本的に後悔しないタイプの人間だ。

なぜなら、後悔したとて意味がないからだ。「やっとけば良かった」は、思った瞬間からリカバリーを図ればいい。

だけど齢39になって、さすがに「社会人1年目」のときのような“修正力”を発揮できないことも増えてきた。20代でできること/20代のうちにやっておくべきことは明確に存在する。

ということで、僕なりに「これ、やっとけば良かった」と思うものを3つほどまとめて記してみる。


良質な本と映画にたくさん触れる

20代前半は音楽漬けだったが、20代後半はカルチャーに触れる機会がグッと減ってしまった。もったいない。

10〜20代は多感な時期で、何を見聞きしても「面白い」と思える。もちろん30代以降でも「面白さ」を見出すことはできるけれど、なかなか人生を変えるほどの出会いは訪れない。

もっとインプットにこだわれば良かったなと後悔している。

会社以外のコミュニティに所属しよう

個人的に、所属している会社の仕事観やカルチャーに100%染まらない方が良いと思っている。これは「全力で仕事しない」という意味ではない。全力で仕事はするのだけど、客観的な視点を得られる努力はした方が良かったなと思う。

でも、客観性ってなかなか持てない。

だから、複数のコミュニティに所属することが大切なのだと思う。「自分の会社では常識だと思っていたことが、全くの非常識だった」なんてことはいくつもある。

副業、地域活動、ボランティア、社会人スポーツ、私塾、何でもいい。人生を複線化する試みをいくつか試すべきだった。

とりあえず創業しよう

新卒入社した会社を5年で辞め、当初は起業する予定だった。プロトタイプが上手く作れず断念してしまったけれど、腹を括って何でもいいから会社として活動すべきだったなと後悔している。

2社目、3社目でも有意義な経験はできた。むしろその経験がなければ今のパートナーにも出会えていなかったかもしれない。なので必ずしも「不正解」ではないのだけど、気力と体力がみなぎっていた20代のうちに起業して、とことんまで失敗を経験するのも良かったのではないか。(「失敗」前提の書き方だけど、運良く「成功」を収められたらそれはそれで良いことなわけだし!)

ちなみに2024年現在、スモールスタートできる環境はいくらでもある。ほとんどリスクなく創業資金融資が受けられるし、全国どこでもコワーキングスペースが存在している。オンライン商談も当たり前になり、事業のハードルはめちゃくちゃ下がっている。

理念などなくとも、「とりあえず創業」の気分でやっちゃうのも悪くないはずだ。

*

という感じで、「これ、やっとけば良かった」をまとめてみた。

40代になれば、今度は「30代でやっとけば良かった」も出てくるだろう。そのときしか分からないことはあるわけで、計画通りいかないのが人生だけれども、体力のあるうちに色々見聞きして活動できたらと思う。

週末しっかり休んで、ゴールデンウィークまで一気に駆け抜けたい。

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