車移動に慣れる

東京に住んでいたとき、「車なんて絶対に要らないよ」と思っていた。

東京を離れ、地方の町に住む意思決定をしたときも、なるべく車を使わないような暮らしを模索していた。

たまたま、親族が使っていた車を譲ってもらえることになり(まじでありがたい話だ)、思いがけず車のある生活になった。

毎日、とはいわないが、車が欠かせない生活を送っている。

息子の保育園の送り迎えは、息子の体力づくりのためになるべく徒歩を保っている。だが「雨が降ってきたら車を使う」というルールを設けたら、案外、4月はちょこちょこ雨が降っていた。家から1km程度離れた保育園は、東京在住時とそこまで変わらないが、車があることで気分はすごく楽になる。昨年度までは、雨が降ったら親はずぶ濡れを覚悟しなくてはならなかった。今では「何かあったら車使おう」という気分になれている。

昨日も、隣町の映画館のレイトショーを鑑賞するために、車で移動した。東京在住時は電車移動で、深夜近くの東京の喧騒を浴びながら行き帰りを経ていたのに、「ひとり」でセルフスペースを保ったまま映画体験ができる。めちゃくちゃ良い。

運転は、だいぶ慣れた。駐車は未だに苦手意識があるけれど、車移動の利便性が軽く上回っている。これからも、きっと車は手放せない。

車離れ?

たぶんそれって、東京限定のトレンドなんだろうな。そんなことに気付く、2024年度はじまりの4月でした。

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