見出し画像

Vol.2 9月開幕の2本の舞台

先週、まもなく開幕するホリプロステージ制作の舞台『血の婚礼』の稽古場に行ってきました。この日は、キャストが初めて、芝居を最初から最後まで通してみるといういわゆる「粗通し」の日。稽古場には、なんとなく緊張感が漂っていました。

有名な作品ではありますが、『血の婚礼』をこれまでに観たことがなく前提知識もほぼない状態で挑んだのですが、素直に面白かったです。
生演奏もとても臨場感ありましたし、音の使い方がユニークで、緊張感がずっと持続していました。主演の木村達成さん、須賀健太さん、普段のキャラクターとはまるで違い、役にハマってました。僕が個人的に素晴らしいと感じたのは、大人の女性陣の演技力です。安蘭けいさん、内田淳子さん、大西多摩恵さん全員、とんでもなくうまいです。怪物級です。やっぱり、いい芝居を見ると、とてもいい気分になります。そんな芝居です。

須賀さんと安蘭さん。この日は初めての粗通しだったので、衣装もなにもつけていません。舞台セットも本番のものとは違いますが、雰囲気がわかるものが  稽古場では立っています。今回、美術もとても面白いと思いました。
南沢奈央さんと木村さん
木村さんと早見あかりさん

そして今週は、同じくまもなく開幕するミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』の製作発表もありました。初演の製作発表のときは、現場の裏で走り回っていたのですが、再演の今回は自分の立場も代わり、見守るような気持ちで出席しました。冒頭、いきなり12曲のメドレーの楽曲披露で始まり、度肝を抜かれました。そんなに歌っちゃうの?くらいの気持ちです。でも、会場にいたお客様はとても喜んでくださっている様子でしたので、良かったです。皆さんのコメントを聴きながら、出演者の方に作品を愛してもらえてることをつくづく実感しました。演出の石丸さち子さんの話では、初演からだいぶ演出が変わっているとのこと。1幕ラストのケンシロウのソロダンスの振付を大貫さん自身がつけたと聞き、とても楽しみになっています。製作発表の様子はこちら。

ユリア役のMay'nさんとは『生きる』初演時からご一緒しています

ほかにも今週はミュージカル『東京ラブストーリー』の台本打合せやら、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のワーナーブラザースさんとの宣伝会議やら、藤原竜也さんのプロフェッショナル仕事の流儀の放送やら(冒頭、一瞬番組に私が映り込んでおりまして、数名からメールをいただきました。お恥ずかしい)など、怒涛のような日々でした。

あ、月曜日には初めてTwitterスペースも開催しました。全部で1000人以上の方が来てくださった模様。ありがたや。またやりたいと思います。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!