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『豊かさのあとに』を読む

『豊かさのあとに』飯田経夫 著
講談社現代新書 (1984.03.20)

この本が出版された 昭和59年(1984年)
オイルショックやバブル崩壊の第3の消費と言われた時代。

【内容紹介】表紙より
テレビや洗濯機の普及には、強烈な喜びと幸せがあった。
今、日本人は未曽有の「豊かさ」にあふれ、欲しいものはほとんど手に入れた。
モノに飽きた人々は、意味のないぜいたくにカネを使い、企業はデザインや包装、ネーミングで必死に購買意欲をあおる。
「豊かさ」をもてあました日本人は、これからどう生きるのか。
先端技術は近い未来、はたして新しい幸せをもたらすのか。
物質的な豊かさと、人間としての幸せのかかわり合いを住宅、仕事、趣味等、日常的な問題を通してさぐる。
“活力とゆとり”の両立した社会のあるべき姿を大胆に追求した力作。

次に併読した本

『第四の消費』三浦展 著
朝日新書 (2012.04.30)

【内容紹介】
少数の中流階級が消費を楽しんだ第一の時代。
高度成長の波に乗り、家族を中心とする消費が進んだ第二の時代。
消費が個人化に向かった第三の時代を経て、消費はいま、第四の時代に入った。
伝説のマーケティング情報誌『アクロス』編集長として一時代を画した著者が、30年の研究をもとに新しい時代を予言する。
80年代を知らない若い世代にとっても必読の入門書。

2021.10.27.

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