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癌治療から学んだこと②


【はじめに】

今回、癌治療を行なう中で「寛解」と「奏効率」と云うコトバを知りました。

「寛解 (かんかい) 」
一時的あるいは永続的に、がん(腫瘍)が縮小または消失している状態のこと。
寛解に至っても、がん細胞が再びふえ始めたり、残っていたがん細胞が別の部位に転移したりする可能性があるため、寛解の状態が続くようにさらに治療を継続することもあります。

「奏効率 (そうこうりつ) 」
化学療法での、治療効果があらわれた割合。
または、あらわれる割合のこと。 
治療効果があらわれた例数を治療した例数で割ったもので、治療の効果を判定する際に用いられます。

【がんに関する用語集】

国立がん研究センター

悪性リンパ腫
血液細胞(血液中に存在する細胞)の中の “リンパ球” が癌化する病気です。

標準治療
これまでで、一番効果のある治療法


【病気から学んだこと】

・腹を括ることは強さではない
・自分の境遇は自分で決める
健康状態を今より悪くしないこと。
人間の健康状態を階段に例えるなら、私たちは加齢とともに長い階段をステップダウンしていくことになります。
階段を逆戻りしようとする人もいますが、齢(とし)をとってからのステップアップには限界があるでしょう。
むしろ、身体をさらに悪くして階段を転げ落ちてしまうようなことにもなりかねません。 
それよりも、今のステップにできるだけ長く踏みとどまるように努力したいです。


【がん患者の心理】

がん患者は、自分が直面している現実と世間一般に言われる情報(エセ情報も含む)に満たされない気持ちを抱く。


【医師の心理】

医師は、患者さんが「つらい病気と向き合う中で、医師は患者さんに対してどう接するか!?」


【患者・医師双方の葛藤】

患者として・医師として 双方の葛藤がある。

癌細胞が、体内でゼロになることを期待するのではなく、癌細胞が残っていることを受けとめた上で、それが悪さをしないように「うまく長く付き合うこと」を目指す。

『がんとともに、自分らしく生きる』
高野利実 著
きずな出版 (2016.04.01.)

2024.09.02.

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