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【読了】『リデザイン•ワーク』

人も組織も、いますぐ変わるべきこと、変わらないこと。

(ITやAI などの) 自動化の進展にともない、さまざまな産業の様相と雇用のあり方が変わりはじめている。p.1 
の書き出しで、始まっています。

1) 長寿高齢化により、70歳まで働く事が当たり前になる可能性も出てきた。

2) 以前より多様な家族やコミュニティのあり方

3) 勤務先の会社に何を望むか

4) 人々の精神の健康が蝕まれる

5) 気候変動に拍車が掛かる

そこへ、新型コロナウイルス感染症のパンデミック (世界的大流行)

従来の仕事のあり方を「リデザイン(再設計)する」p.2

『リデザイン•ワーク』新しい働き方
リンダ•グラットン 著 池村千秋 訳
東洋経済新報社 (2022.10.27.)

はじめに

2020年の春。
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で、社会が一変した。

コロナ感染症の大流行は、ものごとの根本的な前提の多くを問い直し、新しい行動パターンを採用し、どのように仕事を行うか?と云う難題を突きつけられた。
p.2

コロナ禍の教訓から、何を学ぶか?
この本では、その道筋が示されている。

【目次】

どのように仕事をリデザインするか
仕事をリデザインするための「4段階」のプロセス

① 理解する
② 新たに構想する
③ モデルを作り検証する
④ 行動し創造する
p.35

① 理解する pp.43〜100.

② 新たに構想する pp.101〜202.

③ モデルを作り検証する pp.203〜286

④ 行動し創造する pp.287〜352.

おわりに) 創造力を高める働き方
pp.353〜357.

【東洋経済新報社/ブックレビュー】

産業革命や、情報革命など、社会の変化と人々のあり方については、過去も言われて来た。

変革を恐れず。

今回は、コロナ禍における社会変革に、いかに対応していくのか?!

【産業革命時代】

『モダンタイムス』
1930年代。文明という名の機械化の波があれよあれよという間に押し寄せる中、工場で働くチャーリーは、スパナを両手に次々と送られてくるベルトコンベアーの部品にネジを締めていた。
絶え間なく運ばれてくる部品を見ていた彼は、精神に異常をきたして入院することとなる。退院後も、彼はさまざまなハプニングに見舞われていくこととなる。

【映画「モダンタイムス」】

【情報化社会】

情報化社会とは「インターネットなどの通信技術の進歩やコンピュータ利用の普及、 情報産業 の発達による情報の大規模な生産・加工・処理・操作・消費によって、従来の工業化社会における社会規範や価値観がかわりつつある社会」と、定義されている。

情報が氾濫する社会に、私たちは どう対応していったらよいのか・・・

現代社会で言われている事が既に50年前に問題提起されていた。

『情報化社会』林雄二郎 著
講談社現代新書 (1969.05.16.)

【読了】『情報化社会』

『ハイテク社会と労働』
人工知能(AI)社会と労働について、1989年(平成元年)の出版ですが、現在 取り沙汰している問題が提起されています。

『ハイテク社会と労働』森清 著
岩波新書 (1989.05.22)

【岩波書店/ブックレビュー】

2023.05.14.