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『仕事を考える』を読む

忠吉語録座談会の記録『仕事を考える』
DOOR BOOKS (2019.09.02)

この本の主役 佐藤忠吉さんと云う方について ご紹介します。

1920年(大正9年) 島根県雲南市木次町生まれ。
日本で初めて低温殺菌牛乳「パスチャライズ牛乳」を生産・流通に成功させた 木次乳業㈲の創業者。

1960年代 農業近代化が進む中で、仲間と共に いち早く 地域循環型の有機農法を実践し、安心安全な農作物を作るなど、100歳となる今もなお健康を保ち、社会の長老として、風土に寄り添う暮らしの普遍的価値を自らの体験を重ねながら伝え続けられています。

2018年に発刊された『忠吉語録』
↓【木次乳業ホームページより】

http://www.kisuki-milk.co.jp/book_goroku.html

『忠吉語録』  定価:1800円+税

この本に掲載された佐藤忠吉さんの語録の中で、特に関心が高かったコトバは「地域は沈静化すべきだ」と云う言葉だったとの事。

「地域は沈静化すべきだ」

限りある資源を使い尽くすのではなく、未来にどう繋いでいくか・・・

この本では、その「沈静化」と云う言葉に読書の関心が向かっている その真意を「仕事を考える」テーマに探られています。

『仕事を考える』
著者 野津恵子 写真 森善之
挿画 伊藤佳美 発行所 DOOR
販売価格 500円(税込み)

写真は、佐藤忠吉さん(左)と森田一平さん(右)

「地域は沈静化すべきだ」

言葉の意味
地域が活性化して豊かになれば、その地域に資源が集まり豊かになる。傍らでは、貧乏になる。
そうした独善的な考えを否定

「別は あっても 差のない社会」

金融資本主義と云うコトバが適当かどうか分かりませんが、要するに「お金」が どちらかに集まるとか、資源を活用して どこかに集中するとか。
そう云うことを一時的にやると、地域の国や人に、今度は持続していくために 相当なエネルギーが必要に なってくる。

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2020.01.26

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