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【半歩遅れの読書術より】

日経読書欄 2022.02.12.より

『経済学に何ができるか』猪木武徳 著
中公新書 (2012.10.25)

『経済社会の学び方』猪木武徳 著
中公新書 (2021.09.25)

【中公新書公式サイトより】
『経済学に何ができるか』
さまざまな「価値」がぶつかり合う、現代の自由社会。
その結果、数々の難問が私たちの前に立ちはだかっている。金融危機、中央銀行のあり方、格差と貧困、知的独占の功罪、自由と平等のバランス、そして人間にとって正義とは、幸福とは・・・。
本書は、経済学の基本的な論理を解説しながら、問題の本質に迫る。鍵を握るのは「制度」の役割である。デモクラシーのもとにおける経済学の可能性と限界を問い直す試み。

【中公新書公式サイトより】
『経済社会の学び方』
私たちが暮らす経済社会――経済的な関係が深く染みこんだ社会とどうつき合うべきか。
その仕組みを知り、そこで起こる問題解決のために必要なこととは。データの重要性と限界、理論の功罪、因果推論の効果と弱点から、人間心理を扱う難しさ、歴史に学ぶ意義と注意点、政治との距離感まで、経済社会について学ぶためのヒントに満ちた一冊。溢れる情報に「健全な懐疑の目」で接し、社会を少しでも良くしたい全ての人々へ。

2022.02.13.

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