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【「関係人口」を考える 】

移住・定住・交流・関係と、人口の概念が変化して来ました。

移住・定住までは、地域に居住することでした。
しかし、交流・関係では「必ずしも対象とする地域の居住しなくても、何らかの形で地域との関わりを持とうとする人々」と定義付けられています。(総務省/2017)

中国電力広報誌
『碧い風』(あおい かぜ)
2019 March Vol.95

特集
「地域との新しいかかわり方 関係人口」
視点:関係人口が地域にもたらすもの

地域情報誌『蒼い風』公式サイト

https://www.energia.co.jp/eneso/kankoubutsu/wind/index.html

関係人口を考える

量的な「人口」と 質的な「人口」
この2つの面の内、質的な「人口」が大切になって来ると思います。

そして、そこでは「橋渡し」をする人が重要になって来るからです。

始めから意図して築くと云うより、水の中に投げた石の畝リが、自然と大きく拡がっていくイメージ。

つまり、ムーブメントを起こす人(キーパーソン)が重要な要素かと思います。

キーパーソンの魅力

「Uターンしてみようか?」と云う気持ちを醸成する。

『人を動かす』D.カーネギー

では、ムーブメントを起こす人(キーパーソン)の魅力とは!?

関係人口とは関係ないように思われるかも知れませんか、古典的な名著 D・カーネギー『人を動かす(完全版)』を読み返すことに。

『 人を動かす[完全版]』
D・カーネギー 著 東条健一 訳
新潮社 (2016.11.25)

現代の理想的リーダー

一人のカリスマ的なリーダーが皆を引っ張っていくのではなく、共感できる仲間同士、それぞれの力を持ち寄って皆で何かを つくり上げる。

次に

「関係人口」の概念は、いつ頃から言われ出しただろうか。

一般的には、雑誌『ソトコト』の編集長 指出一正さんの著書『ぼくらは地方都市で幸せを見つける』(ポプラ新書/2016年)と言われています。

あらためて読む。

『ぼくらは地方で幸せを見つける』
指出一正 著 (ポプラ新書) 2016.12.08

【ブックレビュー】

https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201111.html

カバーより

「豊かな社会」の尺度が変わる。
若者が主役!の新しい まちづくり

人口増加や経済効果重視の観光化ではなく、若い世代が中心となり、全国から人が集まる まち がある。
未来への手ごたえを感じ、仲間を巻き込みながら、地元の底力を引き出す秘訣は何なのか。

「若者」×「ローカル」= ∞ (無限)

切っ掛けは、2011.03.11.か?(堀江推論)

移住でもなく観光でもなく地域に関わる

地方の未来を拓くキーワード
「関係人口」

地域経済の活性化戦略のひとつに「定住人口」「交流人口」と云うキーワードがあります。

その地域に住んでいる人を「定住人口」
短期的に訪れる人を「交流人口」
新しい概念としての「関係人口」

関係人口とは、言葉のとおり「地域に関わってくれる人々(人口)」のこと。

積極的に地域の人達と関わり、足跡や効果を「見える化」する。

pp.218〜219.

関係案内所 (プラットフォーム)

まちづくりの課題 (世代間の壁)

2020.09.13.