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広告の文章


【はじめに】

これまで、いろいろと広告コピー(文章)について本を読んできました。
基本的には、発想から言葉の選択 • 組み立てまで、著者の広告作品を中心に、広告文章作法的な内容の本でした。

現役時代に憧れていた土屋耕一氏の
『土屋耕一全仕事』
 広告批評 (1984.12.15)

Note【土屋耕一全仕事】

【広告本読書録:097】ハヤカワヒロミチ

『コピーライターの発想』土屋耕一 著
講談社現代新書 (1984.03.20.)

現役時代にバイブルのように読んでいました。
第4 コピーライターの発想 pp.123〜183.
【内容】
ひらめき=颯爽(さっそう)
ひらめきは、短距離発想型
一般的には、積み立て貯金型

▶「頭の中の作業台/アイデアお立ち台」と表現されていました。

▶ 私達の頭は、送り手と受け手と云う、2つの電極により「アイデア」と云う電流(ひらめき)を発生させる。
「アイデア真空管」と云う考え方。

アイデア「お授けの間」

▶ 情報(広告コピー)を送り出す側と、受け取る側の視点を常に持ちながら、ものの考えを進めていく。

▶ 15分を1ユニットととして考える
  上手な休憩の取り方
自分の「発想型」を構築する

ブレーンストーミング
2つのタイプ
① 制作会議タイプ
② 仕掛け花火タイプ
〈やはり〉発想は、ひとりで(1人で • 独りで)考えるもの。

pp.123〜183.

ふと、コピーライターの養成講座を受講していた時 (1970年代・宣伝会議 通教) 講師の先生から言われた事を思い出しました。
コピー(広告文章)がうまくなろうと思えば「あれも読んでる。これも読んでる。と云う人には敵わない。が、しかし毎日書いてる人には、更に敵わない。」
つまり、うまくなろうとすれば 下手でも毎日 何らかの方法で書く。

Note【コピーライターの書いた本】

『名作コピーの教え』を読み返す

【広告本読書録:114】ハヤカワヒロミチ

2024.03.20.