1510「Genius of Modern Music vol.1/ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック Vol.1」
ナレーターの堀川輝幸と申します。
ジャスを深めたい!と視聴記録をnoteにまとめてみることにしました。
まずは基本中の基本、ブルーノート1500番台100枚を順番に聴いてUPするチャレンジ中。聞く中で知らないプレーヤーとの出会いや、楽器、ジャンル、時代背景など、見聞が広げたいと思っています。
当方は聴く専門で、音楽理論等の知識は有していないので専門的なことは分かりません。その分素人意見の解説、感想と言った感じで親しんで貰えると嬉しいです。
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今回の作品は、「Genius of Modern Music vol.1」、セロニアス・モンクの作品です。
セロニアス・モンクは聴いた事はありましたが、意識的に聴いたことはなかったので、今回はピアノプレイに注目して聴いてみました。
同じピアノでも全然違うもので、特にモンクのプレイは打鍵感が強いというか、いわゆるピアノのメロディというより打楽器のような弾き方に聴こえます。とてと特徴的な演奏だと思いました。
いくつかモンクについてレビューを読んだところ、こちらがとても納得感がありました。
ビバップジャズ創世記の代表的存在であるにも関わらず、独特孤高の存在。その演奏は理論に裏打ちされた確かなものであるにも関わらず、誰にも真似出来ない。理論と感性の双方を満たしたプレイヤーなのでしょう。
このアルバムは、最初1951年に10インチ盤でリリース(BLP5002)されたが、その後1956年に12インチ盤として再発売(BLP1510)されています。
今回は1510の12インチ盤の視聴です。
12インチLP盤
A面
1.ラウンド・アバウト・ミッドナイト - 'Round About Midnight
2..オフ・マイナー - Off Minor
3.ルビー・マイ・ディア - Ruby My Dear
4.アイ・ミーン・ユー - I Mean You
5.パリの四月 - April In Paris
6.イン・ウォークト・バド - In Walked Bud
B面
1.セロニアス - Thelonious
2.エピストロフィー - Epistrophy
3.ミステリオーソ - Misterioso
4.ウェル・ユー・ニードント - Well You Needn't
5.イントロスペクション - Introspection
6.ハンフ - Humph
メンバーは、
1947年10月15日録音(B-1,6)
セロニアス・モンク - ピアノ
アイドリース・スリーマン - トランペット
ダニー・ケベック・ウェスト - アルト・サックス
ビリー・スミス - テナー・サックス
ジーン・ラミー - ベース
アート・ブレイキー - ドラムス
1947年10月24日録音(A-2,3,5、B-4,5)
セロニアス・モンク - ピアノ
ジーン・ラミー - ベース
アート・ブレイキー - ドラムス
1947年11月21日録音(A-1,6)
セロニアス・モンク - ピアノ
ジョージ・テイト - トランペット
サヒブ・シハブ - アルト・サックス
ロバート・ペイジ - ベース
アート・ブレイキー - ドラムス
1948年7月2日録音(A-4、B-2,3)
セロニアス・モンク - ピアノ
ミルト・ジャクソン - ヴィブラフォン
ジョン・シモンズ - ベース
シャドウ・ウィルソン - ドラムス
これもまた日付はバラバラですね。
ブルーノート創始者のアルフレッド・ライオンがどんな意図で録音を行っていったのか興味が出てきました。
文章や映画などで調べていきたいと思います。