自己開示シリーズ 米国での経験 英語について
みなさん、こんにちは。
先日、コロナ関連の緊急融資で東京信用保証協会の審査状況を聞くと、金融機関からの申請書が送付された後、封筒を開けるまで1週間、書類のチェック開始まで1ヶ月、決済まで最低2ヶ月とのことで、このスピード感はPCR検査よりもはるかに重症だと思った、経営コンサルタントの堀口隆広です。
さて、今週末も自己開示シリーズ。
先週から米国での話を続けている。
筆者は最初の会社に入社後、3年程度が米国子会社立ちあげ担当のような位置づけで、初年度12月から、ほぼ3ヶ月おきに、日本と米国を行ったり来たりの様な生活が続いた。
その中でいろいろな経験をしたのであるが、印象的な出来事をいくつかあげてみたい。
まずは、現地での英語について。
前述のとおり、会社はノースカロライナ州西部のアシュビルというアパラチア山脈の麓にある。そこではSmoky Mountain Englishと呼ばれるかなり強い方言が使われていた。
現場の人の英語がとにかくわからない。当時多少英語に自信があったものの、ほとんど聞き取れないので、途方にくれていた。
そこで、オハイオ州(地図ではノースカロライナ州の少し北)出身の営業担当者に、現場の人なんて言っている? と聞いてみると、本人もほとんどわからないとの回答。
ああ、そうか。こいつもわからないんだ、と妙に納得し、それ以来、わからなくても全く気にせず、どうしてもコミュニケーションとらないといけない時には、現場のマネージャにお願いをすることで何とかやり過ごす。
こちらの英語が通じなくても平気。わからないのは相手の責任。
こちらは、英語が母国語でない、日本人なんだ。
当時、当社英国子会社に頻繁に出張していてる技術社員(先輩)がいた。この先輩は、TOEIC300点代にも関わらず、技術上の専門的な意思疎通を問題なくこなしていた。
コミュニケーション能力は、TOEICで測られるような言語能力ではない。
堂々と、相手とやりとりをすれば良い。
要は、何かを伝えたいと思う気持ちがあれば、十分である。
本内容が、皆様にとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。
可能性は無限大
堀口隆広
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