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あなたの未来はAIに予測されている

東京工業大学研究チームが発表した「FuturePose」は0.5秒後の相手の動きをリアルタイムに予測することができるということです。

これはRGBのカメラ入力からまず関節の位置を測定し、Deep Learningで0.5秒後の位置を割り出しそれをリアルタイムで生成していくシステムのようです。

ロジックを聞くとなるほどと思うのですが、実際の映像をみるとまるでスタンド能力のように未来を「予知」しているようにも見えますね。

この辺りを調べていくと、2016年にMITも1.5秒後の未来を映像化する技術を開発していたようです。

3年前は1.5秒後の未来だったけど、今は5秒後の未来とすると、その内に一生分の動きが予測できるのは?なんて考えると痺れてきます。

いや、単純な動きの予測とと違って、本当の(?)未来は意思や偶然性、他の人や要素などとの複雑系な関係性で決まるものであって、意味が違うと思われるかもしれませんが、実際にスポーツの世界などではAIを活用して試合の予想や予測の実験や活用なども進んでいるので、数時間程度の未来を予測するのはあながち遠い未来ではないかもしれません。

さらに、目の動きから性格を予想するなどの研究も進んでいるなど、不確実な未来の確実性があがっていっているのを実感します。

そしてこれは最近Teslaが発表した、自動運転でドライブしている先の道がどうなっているかを予測するシステム。

こういった動きを怖いと思うか面白いと思うか、両方だと思います。ここで大事なのは倫理性や、よりよい未来へのビジョンなんでしょうね。

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