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【Tips09】コードを読んで理解を深める
プログラミング学習でよく強調されるのがコードの書き方ですが、実はコードを読むことも同じくらい重要です。これは外国語学習でのリーディングのようなものです。たくさんの文章を読むことで、適切な言葉遣いや表現を学び、ライティング力やスピーキング力が向上します。
プログラミングもこの点で似ています。学習過程でさまざまなコードを読むと、学んだ文法や概念が実際にどのように使われるかが理解できます。次に何かをコーディングする際に、学んだことを生かせるようになります。
ChatGPTにサンプルコードを解説してもらう
コードを読む機会を作るには、例えばあなたが作りたいサービスのサンプルコードをインターネットで探して、それを読みながら制作を開始するのがよい方法です。また、会社で利用しているExcel VBAなどのプログラムを読んでみるのもよいでしょう。
ただ最初は、外国語学習でいうところの「文章中に知らない単語がたくさん出てきて意味が理解できない」状態で、その内容を理解するのが難しいでしょう。そこでChatGPTに対象のコードを解説してもらうことで、読むサポートをしてもらいましょう。
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上記のコードについて、何をやっているか解説してください。
このPythonコードの主な目的は、あるリストに含まれる数値から偶
数だけを見つけて、新しいリストに入れることです。以下に、コード
の各部分が何をしているかを初心者にもわかりやすく説明します:
1.関数の定義:
def filter_even_numbers(numbers): は、filter_even_numbers
という名前の関数を作成しています。この関数は numbers という
名前のリストを受け取ります。
2.空のリストの作成:
even_numbers = [] は、新しい空のリスト even_numbers を作成
しています。このリストは後で見つかった偶数を保存するために使い
ます。
3.ループの使用:
for number in numbers: は、与えられたリスト numbers の各要
素に対して1つずつ処理を行うためのループ(繰り返し)を作成して
います。ここで number はリスト内の現在の数値を表します。
4.偶数のチェック:
if number % 2 == 0: は、現在の数値 number が偶数かどうかを
チェックしています。% は剰余演算子で、これを使って2で割った
余りが0かどうかを調べています。0なら、その数は偶数です。
5.偶数の追加:
even_numbers.append(number) は、数値が偶数である場合に、
その数値を even_numbers リストに追加しています。
6.関数の結果の返却:
return even_numbers は、関数が終了したときに even_numbers
リストを返します。このリストには選ばれた偶数のみが含まれます。
7.関数の使用と結果の出力:
test_numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10] はテスト用の数値
リストです。
filtered = filter_even_numbers(test_numbers) は、filter_
even_numbers 関数を test_numbers リストに適用し、結果を
filtered に保存しています。
print("偶数のリスト:", filtered) は、filtered リスト(偶数のみが含
まれる)を出力します。
このコードは引数のリストから、偶数だけを抽出して出力するという内容
です。関数、ループ、条件文、リスト操作など複数の概念が組み合わさって
いて、学び始めたばかりだと少し理解が難しいかもしれません。しかし
ChatGPTに解説してもらい、それを読み込めばかなり理解が進むでしょう。
このように自身のChatGPTとともに多様なコードに触れることで、さらな
るスキルアップを望むことができます。
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