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幸福の星のもと

先週、昔からの友人の結婚式があった。

その友達は元々東京出身で地方転勤の際に知り合ったのだけれど、お互い仕事でこっちに来たねなんて言っていたら仲良くなって。
あれから8年、東京に戻ってしまったりコロナで会いづらくなったり色々あったけれど、この日のために友人が全国各地から集まってきていた。




ものすごい規模の結婚式で、都内のちょっと大きな式場で行われた。
200人くらい居たかもしれない。彼の愛され度合いが分かる人数だ。

彼の人望だけで普通のプラネタリウムなら貸し切りにできる。

この結婚式、当日は快晴だったのと本格的な冬の寒さが始まる前に行われたため、式を行うにはベストのタイミングであった。
彼の人徳の成せる業か、それとも奥様のおかげか、会場内に晴れ男女がいたのか、幸運な星のもとに生まれたなと常々思う。

幸運な星といえば、この時期の夜空には秋の星座が昇っている。
その中の一つであるみずがめ座は今年土星のすぐ近くにあり、最も明るい星(3等星だけど)にサダルスウドという星がある。

その星の意味は「幸運な幸せ」。
実はみずがめ座には幸せの意味を持つ星が多くあり、
数多ある星の中で見つけにくい星だけれど、きっと彼はその星のように幸せに満ちていたように思う。

そんな彼は1月生まれなので勝手にみずがめ座だろうと決めつけて話を進めていたけれど、なんだか嫌な予感がしたので誕生日を確認してみた。

彼はやぎ座生まれだった。

改めて結婚おめでとう。


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