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大人数忘年会代わりの年末対策

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.78 2021/11/22
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徐々に飲食の消費も活発になってきましたね。

立地や業態によって差はありますが、
週末はかなり良い異常値が出やすく。
反面、平日の21時以降は結構厳しいままであったり。

売上が平準化するのが店側が思う理想ですが、
やはりそれはなかなか難しく。

結果的に、
・売上の異常値を実現することができる
・オペレーション不全で伸ばしきれない

ここの差は顕著に出ているなと感じています。

そもそも論ですが、
繁忙期:ニーズがある
閑散期:ニーズがない

なので、閑散期に頑張っても基本は空振り。
ここでの施策は本当に難しいです。

反面。

繁忙期はお客様が「行きたい!」という思いが
非常に強いのでここでの施策は正直、
何をやっても当たる!くらい良いです。

それがちょうど今の週末商戦なんですよね。

忙しいからこそ、

・情報発信力が落ちないようにする
・集客最大化できる体制を作る
・自治体のGo Toを絡めて単価アップを狙う
・遅がけ時間は未来への種まきと捉える

この辺りが繁盛店で気をつけているポイントです。

毎回のメルマガの繰り返しになりますが、
ここから大事なのは「既存店の営業利益」です。

ワクチン検査パッケージの概要も決まってきて、
飲食の引き締めはかなり緩和されそうです。

ということは。

今までのような潤沢な協力金はなくなるという事。
そして雇調金も基本は来年3月に終了の流れ。

ここまでに営業利益をプラスにしておき、

営業利益+減価償却>借入返済+支払利息

ここを成り立たせないとコロナ融資の返済が
始まり出すと途端にCFが苦しくなります。

そうならない為にも、今の消費の動き出しが重要。

ここでしっかりと儲け力を高めていき、
そこから習慣化のお客様を増やして
ベース売上を高めていきたいですね!


【今日のコンテンツ一覧】

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!

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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<大人数忘年会代わりの年末対策>

今年忘年会を実施しますか?

こんなアンケートがよく話題になりますが、
会社単位のオフィシャルな大規模忘年会だと、
7割〜8割は実施しないという結果に。

もちろんこれはオフィシャルな内容なので、
少人数案件の忘年会は動き出します。

とはいえ、かつての大人数での生産性の高い
案件は減るのでそれ以外の施策は大切になります。

この辺り、大規模宴会がなくなることに対する
施策として各社何を実施しているのか?

ご支援先の3つの取り組みをベースにまとめましたので、
また実行に繋がるものがあれば幸いです。

■小規模の集まりは動く

大規模宴会はないかもしれませんが、
小規模の集まりはリベンジ消費もあって動きます。
ここに合わせての対応が必要になります。

<コース・宴会プラン比率にこだわらない>

例年だと、コース比率を高めて生産性を高めつつ、
回転率も意識して売上の最大化を狙う。

この辺りが取り組みの重要施策でした。
しかし今年に限っては、

・カジュアル集まりなのでコースは敬遠される
・遅い時間の集客は鈍いので回転重視にしない

この辺りをポイントにするため、
例年の重要施策を一旦棚上げしています。

年末のネット予約だと、予約できるのはコースのみ。

なんてことも多かったのですが、
席だけ予約をフル開放していき組数の最大化を
基本的には狙っていければと思います。

<客単価・組単価の最大化を狙う>

21時以降の集客が鈍い。
言い換えれば、2件目にいくニーズではなく、
1件目にしっかりと楽しみ切りたい。

このようなニーズもある状況です。

かつ、タイミング的には各自治体のGo Toの
キャンペーンもある状況なので、
「ご馳走メニュー」の販売はしやすい状況です。

中心価格=√上限価格×中心価格

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