フードデリバリーの全国展開のビジネスモデルとは
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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.25 2020/11/9
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11月に入り引き続き飲食店としては
好調な流れが継続しています。
前回のメルマガにて、
「コロナは業態よりも立地の影響が大きい」
と書きましたがやはりそれは継続しています。
売上=MS×商圏人口×シェア
(※MS:マーケットサイズ)
上記で表すことができるため、
自店の商圏人口は今後どうなるのか?
ここはシビアに見ていきたいですね。
また今回のコロナで最も認知も高まり、
かつ身近になったのは「フードデリバリー」です。
ゴーストレストランという言葉も
一般化しましたし参入も多数です。
そして今は全国展開を狙うフェーズの
企業が増えています。
では、どのようなモデルで
全国展開を狙っているのか?
この辺りを本日まとめましたので、
展開する際の参考になりますと幸いです。
【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<フードデリバリーの全国展開のビジネスモデルとは>
フードデリバリーで業績を上げようとすると、
見るべきポイントは下記の3つです。
上から順に優先順位が高いものとなります。
売上=MS×商圏人口×シェア
<シェアアップ>
弱小シェアであれば全国展開など夢のまた夢です。
デリバリーは片道10分辺りが一次商圏になりますが、
最低でも「26%」のシェアを確保して欲しいです。
寿司宅配の一番プレイヤーと言えば、銀のさら。
既にシェアは50%を超えています。
ここまで来ると認知度も高いので、
仕掛けする=集客が増える
という気持ちの良い流れを構築できます。
また今回のコロナのような外部環境の変化があると、
「寿司宅配なら、銀のさらだね!」というように、
選択肢の一番に出てきます。
これがやっぱり強いです。
そのため、早く展開したい気持ちもわかりますが、
しっかり繁盛店を作る視点でも、
商圏内シェア26%でトップ層に入って欲しいです。
<商圏人口アップ>
デリバリーは席数の限界がない代わりに、
商圏人口の限界があります。
単純に運べるエリアに限界があるからですね。
予約型高単価デリバリーであれば、
片道60分でも十分にペイします。
しかしデイリー型デリバリーであれば、
配送コストを売上比率10%未満に抑えるには、
小商圏での密度が大切になってきます。
そのため、「拠点展開で商圏人口アップ」
これが主流の流れになってきます。
今回の全国展開の例では、
ここを深堀していきます。
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