法人向けケータリング企業がコロナ対策で変化したこと
先日は人口約270万人都市にてケータリングを展開されるご支援先へ。
こちらではケータリングに参入し、
1年目:0.5億円
2年目:1億円
3年目:1.5億円
4年目:2億円
と、計算通り毎年5,000万円ずつ売上を上乗せして成長されました。しかも営業利益率が非常に高く、初年度から30%超え。2億円の規模になってもその利益率のままでしたので、非常に生産性の高い事業でした。
しかし、今回のコロナです。3月以降はケータリング部門の売上はほぼゼロが続いています、
また今後ケータリングがV字回復を実現するか?これで見るとどうしても外部環境頼りになってしまうので計画としては杜撰なものに。
そのため、完全ゼロベースで新しい取り組みを始めることになりました。
ケータリング企業で先行しているということは、製造拠点と配送量に関しては問題ありません。
そのため、下記の取り組みを行いました。
①自社配送でのゴーストレストラン(複数ブランド)
②プラットフォームを活用したゴーストレストラン(同上ブランド)
③CKに唐揚げ専門店
④少人数対応のオードブルブランド
こんな感じです。まだまだ取り組みの途中ではありますが、①と②で月商300万円は狙えるところ。③では月商150万円〜200万円ほど。④は閑散期の今で月商200万円ほどなので、繁忙期に500万円狙えるかどうか?というところ。
何にせよ、元々ゼロだったところから月商650万円〜700万円ほどまでは持ち直せるようになってきたため、最低限事業の存続と雇用維持は可能な状況に。
ケータリングと比べると利益率も悪く、生産性も現状では悪いままです。しかし変化しなければ、会社が事業が雇用がどうなっていくか?そこの天秤でした。
上記が今の最適解か?と問われるとまだまだできることも多く断言はできませんが、時流適応で変化していく大切さは実感しています。
長所伸展×時流適応
今回の長所でいえば、製造と配送。時流適応でいえば、toCでのデイリー型の中食領域でした。それが結果的に未来への種まきになっていますが、改めてこの「長所伸展×時流適応」を振り返っていきたいところです。
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