苦戦するデリバリー業界の中、3月に過去最高の月7,000万円売った企業の取り組み

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.151 2023/0403
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2月度の外食産業市場動向調査が
公表されていたのでシェアしますね。
全て2019年比になります。

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全体:103.8%

全体としては2019年よりも伸びた結果に。
要因としては客単価アップの押し上げ要因が大きいです。

皆さんのお店ではコロナ禍前に比べて
客単価はどこまで上がりましたか?

需要があるなら少しずつ伸ばし続け、
粗利額の最大化に繋げていきましょう。

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ファーストフード
合計:116.3%
洋風:135.3%
和風:108.2%
麺類:92.6%
持ち帰り米飯/回転寿司:107.7%
その他:100.9%

引き続き好調なこの領域。

客数をある程度維持しつつ、
がっつりと客単価を上げています。
それが着実に数字に繋がっています。

回転寿司はあの動画テロでどうなるか?
ここが注目ポイントでしたが
2019年比では伸びた形に。

では前年比ではどうでしょうか。
大手3社で見てみます。

スシロー:99.8%
くら寿司:114.8%
かっぱ :119.1%

スシローを除いて何気にしっかり伸びています。

株価影響は大きかったですが、
この辺りは冷静な判断をされる
お客様が多くて良かったです。

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ファミリーレストラン
合計:95.1%
洋風:87.3%
和風:93.7%
中華:115.8%
焼肉:114.4%

全体としてはコロナ前から逆風だったこの領域。
今後も不採算店の閉店は続きます。

家族層に強いフォーマットは
引き続き好調に推移しています。

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パブ・居酒屋
合計 :64.5%
パブ・ビアホール:71.9%
居酒屋:61.4%

少しずつ戻ってきました。
3月は宴会含めて良くなっているので、
この数値もガラッと変わると思います。

とはいえ2件目利用での売上は
以前に比べると下がっています。

1件目でしっかり儲かる形を
作っていきたいですね。

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ディナーレストラン:88.9%
喫茶 :89.2%
その他:98.7%

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この辺りがポイントとなってきます。

時流適応×長所伸展

これこそが業績アップのポイントですので、
時流適応は常に見定めていきたいですね!


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<苦戦するデリバリー業界の中、3月に過去最高の月7,000万円売った企業の取り組み>

コロナ禍で伸びたデリバリー業界。
2019年までは市場規模が4,000億円前後が、
一気に7,000億円を突破してきました。

しかしここに来て急ブレーキになっています。
有名なところだとシカゴピザが15億円の
負債を残して破産申請したところでしょうか。

東京商工リサーチの調査でも、
・宅配飲食サービス業
・持ち帰り飲食サービス業

この倒産件数は前年対比でも増えていました。

正直、戦略なくブームに乗っただけのところも多く、
しっかり事業化に成功されたところとは
大きな差があるのも事実です。

そんな中で今回は継続して事業の
拡大をし続けているご支援先の取り組みのポイントです。

■事業概要

二次商圏まで入れると商圏人口は80万人程度。
事業体としては下記を複合的に実施しています。

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