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コロナ禍前比でも売上をプラスに戻した企業で行った3つの取り組み

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.107 2022/0613
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通常であれば閑散期の6月や7月。
皆様のお店においては進捗いかがですか?

GWに一旦消費の波が来たあとには
少し波は引いてしまいます。

今年に関してはこのタイミングで
「消費物価の高騰!」の報道も多く、
どうしても財布の紐は固くなりがち。

反面。

都民割もっとTokyoに申し込み殺到し、
一部数時間で販売終了の現状も。

この辺りからも「メリハリ消費」が
強く生じているのを実感しています。

ではこの「メリハリ消費」で選ばれる施策を
この閑散期に仕掛けてきたかどうか。

ここが足元の成果に大きく繋がっています。

ご支援先だと、

誰に)1年以内に来店実績がある方
何を)4番バッターとなるご馳走メニューを
どう)LINEやメルマガで限定販売

上記のステップで目的来店を
強化するようにしました。

衝動来店が時期的に落ちるからこそ、
「これを食べにいく!」という
目的来店の企画を作れるかどうかは重要です。

ちなみにここで一番やっちゃ駄目なのが、
「暇だから値引き!」みたいなやつです。

どう分析してもここで獲得できた
ご新規様のLTVはべらぼうに低いです。

閑散期にやるべきは値引きで新規獲得でなく、
常連様への価値を高めて来店頻度増です。

だからこそ、商品企画と販促企画を
しっかりと掛け算にしたかどうか。

これが足元の売上差に繋がっています。
もしまだ未着手であったとしても、
7月には開始させたいですね。

そして同時に、夏休みやお盆商戦に向けて、

・人員体制
・商品企画
・販促企画

ここをバチッとやり切って
売上異常値を作れるかどうかです。

閑散期の底上げは繁忙期にやり切ることです。

少しずつ早め早めに準備を行なっていき、
慌てることなくPDCAを高速で回したいですね。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<コロナ禍前比でも売上をプラスに戻した企業で行った3つの取り組み>

5月の売上データがまとまってくる中で、
嬉しいことに売上が戻ってきたところが多く、
また新たにコロナ前比でプラスにしたところも。

全体的にはまだまだ外食は厳しいなので、
企業別だと良い事例も増えています。

今日はその一つを深掘りしていき、
参考になりましたら幸いです。

■3つの取り組み内容は?

売上の方程式。
たくさんある中で今回重視したのは下記です。

売上=有効顧客数×年間平均利用回数×組単価

掛け算ですのでそれぞれが上手く掛け合わさると
必ず売上は向上します。

■組単価(客単価)増に向けて

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