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売上が戻る今だからこそ意識したい6つのリピート対策

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.124 2022/1010
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社会保険の見直しが着実に進んでいますね。

改めて全体像の振り返りですが、
社会保険には元々「2つの壁」があります。

<130万の壁>

パート年収130万円未満なら、
夫の扶養となり社会保険料を支払う必要がない。

超える場合は自分の勤務先で社会保険に入り、
社会保険料を支払い必要がある。
つまり、手取りが減るというラインです。

<106万円の壁>

5つの要件に当てはまる場合だと、
130万円の壁に達していなくとも
社会保険への加入が必要となります。

1.週20時間以上勤務
2.雇用期間が2ヶ月以上見込まれる
3.1ヶ月賃金が8.8万円以上
4.学生ではない
5.従業員数が101人以上

今回は2.と5.が緩和された感じです。
特に5.に関しての影響が大きいですね。

今までは501人以上だったのが101人以上なので
社会保険の枠が大きく広がったと言えます。

但しこの101人以上は「社会保険の被保険者数」
ですので、大半が非対象者であるならば
従業員数が101人以上でも該当しません。

飲食業だと50店舗以上くらいが
該当してくるイメージですね。

そして今後は対象の企業が
「51人以上」まで拡大します。

そうなると「20〜30店舗以上」の
規模の飲食企業が該当してきます。

本来壁なんてあるのが変な話なのですが、
現状では働くと損すると感じられる制度です。

最低賃金は上がったとしても
上記の壁を突破したくないという事から、
12月のシフトを大幅に減らす事になります。

現状では仕入れ高騰が話題になりやすいですが、

・最低賃金の安定した3%増加
・社会保険の対象拡大

こちらも飲食業にとっては
PLとしての影響が非常に大きなものになります。

ここも常に意識した上で自分達の
ビジネスモデルが成り立つか。
ここは注意深く見ていきたいですね。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<売上が戻る今だからこそ意識したい6つのリピート対策>

10月に入り着実に売上が戻ってきましたね。

もちろん業態や店によって良し悪しはありますが、
まん防以上に大変だった第七波を超えて
需要期にしっかり儲けていきたいところです。

そもそも、
繁忙期:ニーズがある
閑散期:ニーズがない

ですので、閑散期に頑張っても費用対効果も
手間対効果も基本的には悪くなります。

また個人消費も基本的には弱いため、
今は反動や11日からの旅行支援があれども
1月中盤や2月は大きく落ち込む必要があります。

だからこそ、このニーズがある時期に
売上をしっかり伸ばしていきたいところです。

但し、ただ売上を伸ばすだけではなく
大切なのはその「内訳」です。

コロナ禍でもやはり売上が良かったり
戻りが早いのは「リピーター様」が
多いお店なのは間違いありません。

では、この「リピーター様」を増やすために
どのような指標をどのような目標に設定し、
具体的に何をやっていくのか。

この辺り改めてまとめましたので、
意思決定の参考になれば幸いです。

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