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無人型テイクアウト店は商品を売るのかシステムを売るのか

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.67 2021/09/06
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緊急事態宣言も後一週間。

東京の感染者数は激減してきていますが、
徐々に今後の見通しの外堀も埋まってきました。

首都圏や関西圏は基本的に延長の流れ。

貧弱な医療体制の強化がない限りは、
ワクチン普及率が高まって重症者数を下げないと
同じことを繰り返す残念な状況。

ただポジティブな視点を見るとすると、
今の接種スピードで見ると10月〜11月に
飲食に対する規制緩和がやっと議論に。

Go to トラベルの再開も議論されていますが、
消費の盛り上がりを受け止め切れるか。
ここは準備力として非常に大切です。

繁忙期:ニーズがある
閑散期:ニーズがない

この大前提で見るとニーズがない閑散期に頑張っても、

・費用対効果
・手間対効果

これが悪いに決まっています。
ただ、多くが業績悪化したり逆風の時に
「なんとかしなきゃ!」と頑張ろうとしてしまいます。

頑張る視点は真逆です。

ニーズがある繁忙期に異常値を作り、
そこで顧客基盤を最大化することが
結果的に閑散期の底上げに繋がります。

では10月〜11月の消費活性化に向けて、
大切なのは異常値を作り切れるか。

ここでこの休業期間中の企業差が出ます。

・仕掛け力を強化してきた企業
SNS・LINE・メルマガなどの情報発信力

・教育を強化してきた企業
オペレーションに追われない生産性向上

飲食業としての危機は、

・協力金の終了
・雇調金の終了
・借入金の返済

この中で、年末辺りから営業利益をプラスに
持って行けるかどうかの戦いになってきます。

外部環境が変化してから動くことなく、
少しずつ先手先手に準備と仕掛けを
行なっていきたいですね!


【今日のコンテンツ一覧】

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!

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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<無人型テイクアウト店は商品を売るのかシステムを売るのか>

コロナ禍で増えた業態の一つが
無人型テイクアウト店ですね。

・無人型餃子テイクアウト専門店
・無人型精肉テイクアウト専門店
・無人型ホルモンテイクアウト専門店

などなど。
テイクアウトなので狙いはもちろん「中食」。

・家で作るにはめんどくさいな〜
・冷凍庫に常備菜的にあると便利だな〜

と思える領域で徐々に形が増えてきています。

■初期投資目安

無人型だと他にCK機能は必要になりますが、
店舗単体だと初期投資はめちゃくちゃ安いです。

物件としては5坪〜10坪弱で十分。
厨房機能が不要なので居抜き物件ではなく、
スケルトンで簡易に作っていきます。

もしくは小売・物販店の居抜きですね。

必要なものとしては、

・冷蔵or冷凍のストックケース
・防犯カメラ
・在庫管理マット
・受発注の自動システム
・セルフレジ

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