見出し画像

年商10億円企業が閑散期に赤字を出さない為に行った事

――――――――――――――――――――――
今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.109 2022/0627
――――――――――――――――――――――

早いものでもう6月も終わりますね。
2022年もこれで半分が終了となりました。

飲食業界にとっては本当に激動の日々です。
コロナ禍もやっと3月後半から収まり始め、
いよいよ集客スタート!となりました。

しかし「生活様式」の変化から、

・21時以降の食事ニーズは弱いまま
・企業団体の宴会ニーズは弱いまま

などを中心として「稼ぎ方」がコロナ前と比べると
大きく変わってきました。

そしてこの「稼ぎ方」を変えようとする中で、
原材料の高騰から仕入れ価格の大幅アップに。
それも短期ではなく長期のトレンドです。

そして今回は参院選ということもあり、
各政党がわかりやすい「最低賃金」の引き上げを
積極的に発信しています。

ここは間違いなく上昇トレンドですので、
地方では時給1,000円・中堅都市で1,200円・
大都市圏で1,500円を想定する必要がありました。

改めて書き出しましたが本当に激動です。

しかしサービス業は「変化対応業」です。
ここでの変化力は絶対に差が出てきます。

というのも、昔から確信しているのは
口では「不安だ」「変わらなきゃ」と言いつつも、
決して実行には移さない組織の方が大半だという事。

だからこそ結局、変化する組織が勝ちやすいと言えます。

今後の方向性として、

・時流適応した業態を手がけている
・LTVが高い業態を手がけている
・人時売上が高い業態を手がけている
・粗利ミックスできる商品MDを組める
・採用しやすい業態を持っている

など、何かしらの勝ち筋を持っているのも大切です。

長所伸展×時流適応

何か一つでも時流適応したものがあるならば、
それを徹底的に伸ばしていく。

そして伸ばした後にそこから「横展開」していき、
勝てる領域をジワリジワリ増やしていく。

それによって、体質として強い組織にしていき、
今後数年しっかり勝てる会社にしていきたいですね。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
――――――――――――――――――――――

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<年商10億円企業が閑散期に赤字を出さない為に行った事>

飲食業は規模のメリットは
他の業種に比べると意外に小さいものです。

結局、1店舗ずつの積み重ねでしかありません。
大きな赤字のお店があれば複数店舗の黒字を
簡単に吹っ飛ばしてしまいます。

だからこそ、赤字の店舗を無くしていき、
1店舗の収益性を徐々に高めていく。
このような戦い方が必要になってきます。

しかし。

それでも飲食業は「季節指数」があります。
そのため、大きな黒字を出す時もあれば、
逆に赤字になってしまう時も。

ここをどう対策するか?が
今回のテーマになります。

■赤字になるタイミング

一般的な飲食業の営業利益率は8%です。
その時を「100%」とするならば赤字転落するのは
売上が「85%」を下回ってきた時になります。

年商10億円ということは平月の売上が8,000万円。
85%になる時なので月商6,800万円ですね。

通常よりも「1,200万円」をどうするか。
ここが一つのポイントになります。

ここから先は

5,868字

¥ 230

よろしければサポートお願いします!全国のフード企業さんの経営相談に対して使わせて頂きます!