不振店で必ずチェックしている事（商品編）

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる！
飲食・デリバリー企業向け／業績アップメルマガ
vol.29　2020/12/14
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飲食業界としては外部環境がなかなか改善せずに
12月も中旬を迎えるようになりましたね。

各種要請も解除されて最後の年末商戦に
活かせることがどうか？という予測もありましたが、
どうやら要請延長となり大口需要はほぼ無いように。

その中でもやれるべきことをするしかない為、

・小規模忘年会の獲得
・社内懇親会の獲得

この辺りはしっかりと進めていきたいところです。

前者に関しては「忘年会！」という訴求が強いと
どうしても敬遠されがちですので、
基本は通常時期と変わらない集客手法で。

広域に販促を強化するというよりは、
既存顧客の中での来店頻度最大化を狙った
取り組みの方が好調に集客できています。

今年は強めの販促をするタイミングも
少ないところが多かった為、
敢えて年末にぶつけるのも反響率が高いです。

後者に関してはオードブルパックと弁当が好調。
本来であれば居酒屋やホテルで納会を
やっていたものがこちらに流れています。

その為、商品価格が例年よりも高めです。
共に一人辺り「2,000円〜3,000円」の予算が
全国的に売れ筋になっています。

新規集客としてはリスティング広告が有効で、
該当の下層ページを作り込み、

・エリア　弁当
・エリア　仕出し弁当
・エリア　ケータリング
・エリア　オードブル

この辺りのキーワードの注文率が高い為、
そこに注力していきたいところです。

さて、上記のような取り組みは足元でやりつつ、
本質はリピート率が高い顧客生涯価値が高い
お店を作っていくことです。

その為に普段ご相談いただいた際に、
商品力のどこを見ているのか？

ここをまとめてみましたので、
また見直しの参考にして頂ければ幸いです！

【今日のコンテンツ一覧】

１．業績アップに繋げる事例・ノウハウ！
２．今知っておくべきニュース・トレンド
３．頂いた経営相談・質問に解説！

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１．業績アップに繋げる事例・ノウハウ！
＜不振店で必ずチェックしている事（商品編）＞

不振店にはやはり不振店の理由があります。
まず必ずチェックするのはこちらです。

「誰に何を提供して価値を出す店なのか？」

不振になるとあるあるなのが、
どんどん幅が広がるという事です。

・客層を広げる
・アイテム数を広げる

この辺りを行うことによって、
誰にとって良い店なのか？が分からなくなり、
結果誰からも支持を得られないという。

しかし、「絞れば良いの？」と言えば
決してそうではありません。

どこで出店するの？という商圏人口の問題あり、
絞り過ぎることで商圏人口足りずに
売上が伸びないということもあります。

売上＝MS×商圏人口×シェア
（MS：一人辺り年間消費金額）

商圏人口のバランスからどこまで
MSを絞り込んだコンセプトにするか。
ここが非常に大切な視点となります。

そこでのバランスを取った上で、
「誰に何を提供して価値を出す店なのか？」

ここを明確にして、必要な絞り込みを行います。

そして今日の本題です。
商品を絞り込む時にはどのようなロジックで
見直しを行うか？を見ていこうと思います。

まず前提として下記3点を満たせるようにします。

・お値打ち「感」が伝わるか？
・頼みやすいメニューか？
・強みが訴求できているか？

詳細を見ていきます。

＜お値打ち「感」が伝わるか？＞

■予算帯別品揃えについて

居酒屋など市場規模が大きい業態の場合、
お客様は容易に比較検討ができる為、
どうしても商圏内の相場ができてしまいます。

その為、下記の予算帯に競合が
どの程度アイテム数を有しているか？
まずは現状分析としてそれを行います。