イタリア出店に向けて/1.最初に始めたこと
日本の和食文化を世界に!という中でユーロ圏に出店しようと考えており色々と進めています。
この中で費用感であったり失敗であったり、多分色々あると思うので個人的な備忘録としてはもちろん、同じくイタリア出店を考えられる方の危険回避に繋がればなと思い書いてます。
ニーズの把握
現地にはコロナ禍前からちょこちょこ行っていました。
よく、「中国・韓国人のなんちゃって寿司・和食店が多い!」と怒られる方がいらっしゃるんですが、個人的には全く逆の感想で。
マーケットをゼロ→イチで作るのはどんなに大変かという話です。ライフサイクル理論で見ても、導入期から成長期までに本当に多くの企業が倒れてしまいます。
なんちゃってと揶揄されたとしても、「寿司」「和食」というカテゴリーを作ってくれているのは凄く有難い話です。
現地での明確な市場規模などのデータがあれば有難いのですがなかなか見つけられないので、店舗推移を見ていました。
・立地
・規模
・ブランド
・商品力
・販促力
・接客力
・価格力
・固定化力
まあ伸びてはいるのですが、その中で繁盛プレーヤーはどこか。そこに上記各々で見たときに優位性って作れるの?の視点で見ていました。
食材流通の確認
海外でやりたい業態があったとしても、それが食材流通として難しい!となる事も過去ありました。そのため、ちゃんと欲しいものが入るか?の視点で色々と見ていました。
その背景の中で、イタリアだと自分たちがやりたいものは「鮮魚」以外は今の所できるという判断。肉・野菜・各種調味料系はオールクリア。
鮮魚だけがどうしても日本と比較すると難しい部分があるので、そこは寿司屋じゃないので商品MDの内容を変更する事にしました。
現地レストランとコラボで市場調査
次に現地のレストランさんを上述の食材流通の企業さんにお願いして紹介いただき、コラボ企画みたいな形で開催させて頂きました。
インバウンドの視点だといける!と思っても、それは観光のプラスバイアスがかかっているもの。
本当に現地の方にハマる?という視点で、ちょっと攻めた料理なども準備して提供することとしました。
有難いことに、150ユーロだったのですが30分で全席完売したので本当に様々な声を得られる事ができました。
自分自身は和食を海外にというのは当然のようにやるもんでしょ!と思っていたのですが、一緒に来てくれたうちの職人さん達もスイッチが入ったという点で良いイベントでした。
会社を作ろう
やる!と決めたらあとは行動。まずは会社だ!という状況に。
この辺りの費用感・スケジュール感・進め方などは次回のnoteに書こうと思います。
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