「チャンスが活かせるのは、チャンスを作ってくれる人がいるから」に納得
WBCの日本優勝。昨晩は緊急特番が組まれ、一夜明けた今朝も民法各社の侍ジャパンの奮闘を称える映像で溢れかえっています。
大会MVPに輝いたのは大谷選手。大谷選手は10年前の高校3年生のときに「27歳でWBCでMVPを穫る」とノートに記していたことも話題になっています。
もちろん大谷選手のMVPに異論を唱える人はいないと思います。
だけどあえてボクはちょっぴり視点を変えて別の選手を挙げてみたいと思いました。そのきっかけになったのが、会社経営をされているウクモリ ヒロオさんのこの投稿。「チャンスが活かせるのは、チャンスを作ってくれる人がいるから」です。
この投稿では前日のメキシコ戦で”9回の先頭打者の大谷選手の気迫あふれる激走がチームを鼓舞し劇的な逆転サヨナラにつながったのだ”と指摘されています。
これをご自身の会社経営になぞらえ、会社でも同様のシチュエーションが多くなってきていて、社員のチームプレーによって良い結果が出つつあると綴られています。興味深い内容なのでぜひご覧ください。
要は、チームプレーの野球やチームで進める仕事では『一人では決してヒーローにはなれない』ということなんだと思います。
ということで、ボクが選んだ影のMVPをどうぞ。
大会を通じての大一番は準決勝のメキシコ戦
日本の優勝、大谷選手のMVPにつながったのはなんといっても前日のメキシコ戦で劇的なサヨナラ勝ちをおさめたから。
この試合、4回に3点先制されてなかなか追いつけない日本。劣勢に立たされつづけ「これまでか・・・」と思った人はボクを含め少なくないはずです。結果は皆さんご存知の通りですが、ハイライトシーンはどこだったのでしょうか?
首の皮一枚でつながった四番の一振り
打った瞬間はライトフライかな?と思ったその高く上がった打球は放物線を描いてライトスタンドのポールを直撃してスタンドに飛び込みました。
そうです。吉田選手が打った起死回生の同点3ラン。
ゲームを振り出しに戻した侍ジャパンの四番の一振りは値千金!
大会を通じて安定的に打ちまくり、打率4割、13打点は日本の優勝に大きく貢献しました。
土壇場で三冠王の意地を見せた村神様
1次ラウンド、まったく打てずに苦しんだ日本の四番。特に、韓国戦で大谷を敬遠し不振の自分との対戦を選ばれたときの村上選手は相当に屈辱だったと思います。見ているボクも苦しくなりました。
そんな日本を代表する三冠王が、メキシコ戦の土壇場9回にやってくれました!サヨナラ2点タイムリー!!
この一打が、日本の窮地を救ったことは間違いないし、諸々の呪縛から解き放たれたことが翌日の決勝戦、あの豪快な同点ホームランにつながったのだと思います。
プレーヤーではないけれど・・・・
野球は監督で決まるといいますが、栗山監督だったから侍ジャパンが一つにまとまってWBCを制することができたのではないかと思います。
試合の采配だけでなくグラウンド外での選手への気遣いや配慮で選手との信頼関係はとても強かったそうです。そんな指揮官だったから最高のチームがつくれたのではないでしょうか。
栗山監督に現役時代の華々しい実績はありません。が、大会を通して最強メンバーを束ね村上選手を信じ続けて結果を出した。栗山監督はプレーヤーではないけれどMVPに匹敵する・・・と思います。
野球の監督は英語で”COACH”です。だからMVCをあげたい気持ちですね。
こうして見ると、直接的ではないけれどなんらかのかたちでチャンス(機会)を作ってくれる人がいるからチャンスを活かすことができるというウクモリ ヒロオさんの示唆には激しく同意です😁
侍ジャパンが全員で勝ち取った優勝。すべての人にMVPをという気持ちですが、ボクが印象に残った3人を”チャンス(機会)を作ってくれた人”として挙げさせてもらいました。
さて、報道によるとWBCの経済効果が600億円にのぼるという試算もあるようでびっくりです。日本経済もこの明るい話題に乗って良い方向に向かってほしいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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