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朝と、珈琲と、ニルヴァーナ

もう、ここで死んだっていいって
心底思える夜とか
報われた日の朝とか
あなたにとっての「1」

見つかりますように
見つかりますように

1.0 / amazarashi

これは大好きなamazarashiの「1.0」の一節です。

あなたにとっての「1」は何ですか
と聞かれたとき
あなたは答えられますか?

ぼくはずっと
答えられませんでした。

というか、
この歌を聴くまで
考えたこともありませんでした。
(秋田さん、常にこんなこと考えてるんだろうか…尊敬すぎる~~~)

とはいえ
思い返してみれば、
「0.8」くらいのことはいくつかあります。

エッセイにはじめてコメントをもらったときとか。
志望校に受かったときとか。
はじめての恋人とか。

もうここで死んだっていいって
心底思える
かと言われると…
そこまでではないですが笑

でも、
たとえ見つからなくても
自分にとっての「1」を探すこと
それ自体に大きな意味があるなぁと思ったり。

だって、
「1」を探すことって
人生の名場面集を作ること
だと思うんです。

すごく良いことでも、
すごく悪いことでも、
思い出すだけでドキドキする。

そんな名場面を探すことが、
「1」を探すことだと思うんです。

そして、
ここからが大切ですが、
人生の名場面集づくりは、
確実に自分にとっての「1」になります!

とくに
エッセイを書くのが好きな(得意とはいってない)
ぼくみたいな人にとって
人生の名場面集というのは
ネタの宝庫です。

「いやいやパンダよ。
そんな簡単に名場面がポンポン見つかるなら苦労しないよ。」
という声もあるでしょう。
ぼくもそうでした。

「人生何があったかな~」と
ゴロゴロしてYoutubeを見ながら考えても、
なかなか見つかりません
(できる人がいたらぼくにもコツを教えてください笑)

こういうのは
演出がすべてです。

まるで
映画のワンシーンに入り込んだ
自分を錯覚させるような
演出が必要なのです。

家のベッドで
Netflixを見るのと、
映画館で
映画を見るのとは、
やっぱり違うじゃないですか。
(Netflixが悪いと言っているわけではありません><)

たとえば、
ぼくの場合は
良く晴れた日の朝に、
ニルヴァーナを聴きながら、
コンビニで買った濃いめの珈琲を飲んで
名場面を探します。

すると、
自分でも忘れていた名場面が、
びっくりするほどザクザク出てきます。

「今ぼくは、
なにか素敵な映画の登場人物なんだ」
思い込んでいるからです。

はたから見れば、
滑稽ここに極まれり
という感じですが、
たまには自分に酔う時間も必要です。(よね?)

あなたにも
あなたにピッタリの演出があるはずです。

そして、
あなただけの名場面が必ずあります。

ほんのちょっとでもいいんです。
一緒に探してみませんか?

あなたにとっての
「1」
見つかりますように。

あなたにとっての
朝と、珈琲と、ニルヴァーナ
見つかりますように。

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