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余白があること

子どもたちに関わる仕事を始めて、
気がつけば20年くらい経つことに驚く。

子どもたちのいろいろな姿を見てきて、
本当に奥深い世界だ。

ひとりひとりが違うということ。
それぞれに持っている才能があるということ。
たいせつに関わると、それに応えるように成長する姿を見せてくれる。

子どもたちの世界では、
"遊びが仕事"という表現で表される。

遊びは生きること。
自分自身が何者であるかを知るプロセス。
自分らしく生きるためのちからを身につけること。

乳幼児期に"遊び"を充分に探検すること。

遊びには、余白があるということ。
そのときに起こることを、
感じられるだけの余白がある。
それは、時間や空間や人との関係性の中で起こるもの。

遊びには、明確な目的はない。
『楽しそう』『遊びたい』ことがだいじ。
遊びのプロセスの中で起こる予想外のことも含めて、探検を楽しむことができる余白。

大人はその環境をつくる。
そのプロセスをともに楽しむ。
『何があっても大丈夫』と伝えられる存在でいよう。

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