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「人が好き」が人事に向いていると勘違いしてはいけない。

今回のnoteは、管理職や会社の社長、人事などを
担当する方に向け書いております。

人と話したり、長い付き合いの友達でも
『意外やなぁ』と感じることってあると思います。

人ってみて取れる性格や人間性もありますが、
もっと複雑で多面的なものです。

むしろ相手や環境によって裏切ることもあります。

自分にとって素晴らしい相手が、
自分には見せていない側面があったりします。

そして簡単ではないですが
成長し変化するものです。

何が言いたいかというと、
人のことを決めつけてはいけません。

可能性をつぶしてしまったり
プレッシャーを与えることになるからです。

フラットに相手を見ることがベストです。

例えば長男だと責任感が強いとされます。

だからといってすべての責任を押し付けると
潰れてしまうこともあります。

愛想が良いからと、販売がうまいのは別です。
聞いているようで聞いていない子もいます。

仕事を頑張るけど責任者になりたくない、
そういうスタッフもいます。

私たちは年齢を重ね、先輩になっていきます。
人に関わることは楽しいですが、
もっと見る目を養わないといけません。

人と関わるのが好き、接客が好き、
それはあなただけの「好き」ではありませんか?

あなたが好きなのと、相手が喜ぶことは別です。
人と関わるなら、その人の先の人生に少しでも
プラスになるような関わりを意識しているのでしょうか。

「良い子ですよ。」と仕事を紹介し派遣して、
現場で怒られて傷つくのはスタッフ本人なんです。

その傷をカバーできるまで責任を感じていますか?

「人と関わる仕事がしたいです。」と
よく聞きますが、そういう仕事がほとんどです。

「あなたは人に対してしてあげられることは何ですか?
何で人を喜ばせられますか?」
私が面接官ならそう聞きます。

人が好きなのと、人に貢献することは別物なのです。

嫌なことばかり書きますが、ごめんなさい。

人事など、人の将来に関わるのは、
それくらいの価値があり、繊細なことなので
思っていることを書かせていただきました。

人が好きならば、目の前の人に何ができる?を
徹底して考えましょう。


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