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唯一選べる家族

唯一選べる家族が結婚する人。

あの人と家族になりたくて何でも知ろうとして、同じ趣味を持とうと必死だったんだと思う。

あの人と出かける時は別に特別なことばかりじゃなくて、買い物行ったりファミレスでごはん食べたりすることが多かった。私にとって家族とできなかったことができてすごく嬉しかった。

私は自分の想いばかりで全くあの人の気持ちは考えてなかった。やっと念願の一人暮らしを始めたあの人にとってはまだ自分の時間を大切にしたかっただろうし、私自身も自分のことで手一杯なほど未熟だった。

もう別れたんだ。楽しかった思い出もお互いを好きだった思い出も過去なんだ。

私はあの人が重いと感じると思って大切なことを何も伝えられなかった。
・初めて会った日懐かしいって感じがして「はじめまして」より「久しぶり」って言いたかったこと、だからすぐ見つけられたこと
・初めて会った日が私の誕生日だったこと
・ドライブの時のプレイリストはお互い楽しめるようにたくさん調べて作ったこと
・家族のことを全部話した唯一の人だということ
・はっきり言ってくれるのが嬉しかったこと
・自分の気持ちをちゃんと話したいと思ったこと

言葉にしないと伝わらないのはその通りだと思う。
本当に申し訳ない。多分ここまで真剣に向き合ったからこんなに辛いんだと思う。

私はとても反省したし、自分と向き合った。
自分をあの人から解放してあげようと思う。

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